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平野side
『おはよー』
�盒供屬靴隋次�おっはよー！」
『あれ？廉は？』
神宮寺「廉まだ来てないんだよねー」
永瀬「…おはよー、」
岸「あっ、来た！」
永瀬「ふー、セーフ？」
『多分な』
少し額に汗をかきながらやってきた廉。
そしてカバンを置いて、早々口を開く。
永瀬「なぁ聞いて、さっきめっちゃ面白い子に出くわしてん」
�盒供屬覆法次�詳しく聞きたーい」
永瀬「駅前でさ、女の子にぶつかって来られて、いきなり顔見て、整ってますね！とか言われて、そのまま一方的に走り去っていってんけどww」
神宮寺「なにそれw 女の子ってどんな感じの子？」
永瀬「あーー…なんか顔だけやったら、めっちゃ可愛いかった。けど、お っぱい無かったからなー…」
『どこ基準なんだよww』
岸「歳は？何歳くらい？」
永瀬「んー…見た目的には高校生か大学生ぐらいやけど〜…制服じゃなかったし大学生かな？いや、でも童顔やったからなー」
�盒供嵬滅鬚せ劼發い襪發鵑世諭次△討�廉さぁ、変装全然してないのによくバレなかったね」
永瀬「まじ絶対気づかれてない自信ある」
神宮寺「どうなんだよそれww」
こんな面白い話を繰り広げてるのに、俺の頭の中には、あんなに急いで走っていって転んでねーかな？とかそんなことばかり。
もはやもう末期だわ俺…
.
「ただいまー」
『おかえり』
「えっ、しょう帰ってたの！」
『おう、早く上がれたから』
「やったぁ、じゃあ一緒にご飯食べれるね！」
はぁ、そんなにキラキラ目を輝かせてさ。
もうなに、可愛すぎるよこの生き物。
『あ、今日大丈夫だった？』
「んー、急いだんだけど間に合わなかった〜…」
『そっか、まぁどんまい。』
「あっ、でもね！またあの夢見たの！」
『夢？結婚のやつ？』
「そう！」
Aは昔からずっと、とある男の子を探してる。
幼稚園のときに『おおきくなったら結婚しようね』って約束した相手。
まだ幼かったから鮮明に覚えていなくて、今となっては本当に夢だったんじゃないかなんて言ってる。
けどな、A、
俺は鮮明に覚えてるよ。
だってそれ言ったの、俺だもんな。
こんな可愛い表情で夢の話をされると、
いつ言おうかタイミングも逃してしまって。
もう言わなくてもいいんじゃないかって思考回路になってしまった。
『…はぁ。』
いつになったら俺は、…
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作者名：ゆん | 作成日時：2020年3月12日 23時
