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また誰か来たのだろうかと思い、ドアの方を見ると。
「Aちゃん、来たよ。」
そこには店長とお店の女の子たちが。
『ええ〜?なんで?』
私このこと言ってなかったのに。
「僕が伝えておいたんですよ。」
零くんが横でボソッとつぶやいた。
「なんで?じゃないよもう。全く、付き合いの長い俺らに言わないなんて、Aちゃん水臭いなあ。」
「Aちゃん、おめでとう。」
お店の女の子達も次々とお祝いの言葉をかけてくれた。
全員集まったところで、マスターがカウンターの方に出て来た。
「そろそろ始めようか。安室くんとAちゃんはここね。」
私達は真ん中の席に座るよう言われた。
周りには次々とみんなが座っていく。
料理が運ばれ、ハタチ以上の人達はお酒、JKと子ども達はジュース、あっという間にテーブルはいっぱいになった。
みんなと仲良く話していると、向かいで飲んでいた毛利さんはもう出来上がっており、お店の女の子に囲まれてヘラヘラしていた。
「Aちゃんの次に可愛いなあ、君は。今度お店また行っちゃおうかな。なーっはっはっは!」
「お父さん!いい加減にして!」
席を立った蘭ちゃんが毛利さんをベシッと叩いた。
すると、毛利さんはスースー寝息をかきながらテーブルに伏せて寝始めてしまった。
「すみません、うちの父本当に酒癖が悪くて。」
蘭ちゃんは申し訳なさそうに女の子に謝った後に私の席にも来て、同様に謝ってくれた。
『まあまあ。今日は楽しく飲も!ね!蘭ちゃんはハタチになったら一緒にお酒飲もう!』
「はい、もちろん!」
席に戻った蘭ちゃんは笑顔で答えてくれた。
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まゆたろう(プロフ) - n.uさん» ありがとうございます(^^)誤字ありましたね、申し訳ないです。ただいま訂正しました!あと少しですが、お楽しみいただければ嬉しいです。 (2018年9月27日 17時) (レス) id: 1019147dc2 (このIDを非表示/違反報告)
n.u(プロフ) - 更新楽しみにしています。146.に誤字が見受けられます。毛利さんの台詞「○○ちゃんを流せたら」ではなく、「○○ちゃんを泣かせたら」ではないでしょうか? (2018年9月25日 7時) (レス) id: a82032a9c1 (このIDを非表示/違反報告)
まゆたろう(プロフ) - 紫蝶桜さん» いえいえ(^^)そう言っていただけて良かったです!また何かあればお気軽にコメントくださいね♪ (2018年8月29日 18時) (レス) id: 1019147dc2 (このIDを非表示/違反報告)
紫蝶桜 - まゆたろうさん» おぉっ!入り方が上手いですね!自然で分かりやすいです!リクを叶えてくれてありがとうごさいます! (2018年8月29日 14時) (レス) id: eb2d3ebf3e (このIDを非表示/違反報告)
まゆたろう(プロフ) - 紫蝶桜さん» 書いてみましたが、いかがでしょうか?まだ途中ですが、入りはこんな感じにしてみました! (2018年8月24日 23時) (レス) id: 1019147dc2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まゆたろう | 作成日時:2018年7月29日 1時