キャバ嬢ですが何か？３【名探偵コナン】

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『今日はめいっぱい遊んだね。二十歳ごろの遊び盛りだった頃を思い出すな。』

みんなを送り届けた後、車で手を上に上げて伸びをした。

「その頃からチャラついてたんだな。」

『その頃からって何？今も昔も私は硬派ですが。』

「説得力ないな。」

『見た目は自分だって…』

「なんだって？」

『何でもありません！』




零くんのアパートに着いたので、部屋に上がって電気を付けた後にエアコンもかける。

「はあ…だいぶ汗かいたな。風呂入れるか。」

『うん、そうしよう。』

「でも普通に浴衣脱ぐのは勿体無いな。このまま俺が」

零くんが近づいて頰を触って来る。

『え、やだやだ。無理無理。汗まみれだからお風呂入る。』

「釣れないやつだな。」

こんな汗臭い身体を晒すのは勘弁だと思い、お湯を溜めないままシャワーを浴びようと洗面所に走った。





サッとシャワーを浴びて出ると、浴衣を脱いでパンイチ姿の零くんがパソコンを開いて何かをじっと見ていた。

『零くん？どうしたの？』

「あ、ああ何でもないんだ。俺もシャワー浴びて来る。」

零くんは開いていたパソコンを閉じて洗面所へ向かった。

何見てたんだろう。

気になる。

私が浴衣プレイを拒んだからムラムラしてえろい画像とか動画かな。

零くんだって男だから見てても全く不思議じゃない。

でもどんなのが好きなのかは気になる。

JKとか人妻とか、好きな女優なんているのかな。

でもさすがに彼女がシャワーの間にそんなもの見ないか。

ええーい、もう、見てしまえ。

パカっと開くとパスワードを要求された。

でも大丈夫。

それなら前零くんが打っていたのを見てしまったのだ。

英字と番号を打っていくと、パスワードが解除された。

『よし。』

パソコンの画面に見えたのは、1枚の写真だった。

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