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「さっきはすみません。そしてご挨拶が遅れてしまいました。工藤新一です。」
蘭ちゃんのところに行ったと思えば、新一くんがこちらに戻って話しかけて来た。
『いいえ、はじめまして。私は…』
「五十嵐Aさん、ですよね。そして安室さん。」
『はい。でもなんで…』
「あいつから話は聞いてたんですよ。ポアロのイケメン店員の安室さんとお付き合いしているということも。」
チラリと零くんを見やり、笑顔で会釈をする。
『蘭ちゃんったら…』
既に知っていたのかと思うと少し照れくさかった。
「そうだったんですね。不思議とあなたとははじめまして、ではない気がしますけどね。」
零くんは新一くんを見ながら口角を上げてふ、と笑う。
「それは気のせいかと思いますよ。」
「ま、せっかくお会い出来ましたし、楽しみましょう。」
「ええ、もちろん。」
新一くんは再び蘭ちゃんの横へ行き、肩を並べて歩いている。
何だか新一くん、私も初めて会う気がしないなあ。
高校生探偵、工藤新一、かあ。
花火がよく見えそうな場所を見つけ、みんなでそこに腰を下ろし、始まる時間まで待つことにした。
『花火楽しみ。』
「Aさん、楽しみにしてましたもんね。」
『はい。去年も一昨年も普通に仕事してたので。』
「なるほど。そういえば僕もこうして花火見るのなんて何年ぶりか分からないです。」
まあ、零くんの職業からしてそうだろうなと思いつつ笑みをこぼした。
『てか、安室さんって彼女とこういうことしたことあるんですか？』
日頃から零くんの過去は気になっていたが、思い切ってみんながいる安室さんの時に聞いてみた。
「うーん…それは内緒です。」
『えー？がっかり。』
「でもあいつらとは、見たことがあったな。」
『え？今なんて？』
「いや、何でもないです。」
「あ、花火始まるよ！」
会話の途中で歩美ちゃんの声が聞こえ、空を見上げると。
パーッと花火が上がった。
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まゆたろう(プロフ) - n.uさん» ありがとうございます(^^)誤字ありましたね、申し訳ないです。ただいま訂正しました！あと少しですが、お楽しみいただければ嬉しいです。 (2018年9月27日 17時) (
レス) id: 1019147dc2 (このIDを非表示/違反報告)
n.u(プロフ) - 更新楽しみにしています。146.に誤字が見受けられます。毛利さんの台詞｢○○ちゃんを流せたら｣ではなく、｢○○ちゃんを泣かせたら｣ではないでしょうか？ (2018年9月25日 7時) (レス) id: a82032a9c1 (このIDを非表示/違反報告)
まゆたろう(プロフ) - 紫蝶桜さん» いえいえ(^^)そう言っていただけて良かったです！また何かあればお気軽にコメントくださいね♪ (2018年8月29日 18時) (レス) id: 1019147dc2 (このIDを非表示/違反報告)
紫蝶桜 - まゆたろうさん» おぉっ！入り方が上手いですね！自然で分かりやすいです！リクを叶えてくれてありがとうごさいます！ (2018年8月29日 14時) (レス) id: eb2d3ebf3e (このIDを非表示/違反報告)
まゆたろう(プロフ) - 紫蝶桜さん» 書いてみましたが、いかがでしょうか？まだ途中ですが、入りはこんな感じにしてみました！ (2018年8月24日 23時) (レス) id: 1019147dc2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆたろう | 作成日時：2018年7月29日 1時
