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、
「コナン君と哀ちゃん遅いね。花火始まっちゃうのに。」
「やっぱり光彦の言った通り、うな重なかったぞ。」
「当たり前ですよ、元太君…」
この子達の言う通り、コナン君と哀ちゃんが遅い。
子ども2人で行かせたらやっぱりダメだったよね。
ましてやコナン君調子悪かったのに。
『私、見て来るよ。』
コナン君と哀ちゃんが向かっていった方向に進もうとしたその時。
『きゃっ』
前から来た男性とぶつかってしまった。
『やだ、ごめんなさい。』
「いえ。こちらこそぼーっと歩いていたもので。」
その男性が喋った瞬間、蘭ちゃんがこちらを向いて目を見開いて驚いていた。
「新一…!」
え、今しんいちって。
「遅くなったな、蘭。」
えええー、この人が新一くん?
「ちょっと、蘭をどんっだけ待たせる気だったのよ。」
園子ちゃんがずかずかと新一くんに駆け寄り、じーっと睨んでいる。
「わりぃ。ちょっとバタバタしてて遅くなっちまったんだよ。」
「…バカ。」
「花火、見るんだろ?行こうぜ。」
博士と子ども達は唖然として、園子ちゃんはひたすらニヤニヤ、世良ちゃんは不思議そうな視線で見つめている。
ていうか。
新一君と蘭ちゃん普通にいい感じじゃない。
いつの間にか戻って来た哀ちゃんはため息を吐いて2人を見ていた。
『若いって…いいな。』
「じゃあ僕達も対抗しますか?」
独り言を言っていた私に零くんが話しかけて来た。
『何を対抗するんですか?』
「あの2人に負けないように、ですよ。若くはなれませんが、このぐらいなら出来るでしょう。」
そう言うと横に密着して後ろで手を繋いで来た。
ウブな年齢でもないし、付き合ってるし、普通のことではあるけど、みんなの前だとやっぱり恥ずかしい。
『安室さんは新一君に会ったことはあるんですか?』
「いえ、今日が初めてです。」
零くんも会ったことなかったんだ。
『あれ?そういえばコナン君がいない。』
「確かに。何処へ行ったんでしょうね。」
「江戸川君なら博士の家で休んでるわよ。」
私達の会話を聞いていたようで、哀ちゃんがボソッと教えてくれた。
『そっか。でも1人で心細いよね、きっと。花火見たら迎えに行ってあげようか。』
「大丈夫よ。終わったら博士と私が居るから。」
『分かった。じゃあお任せするよ。』
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まゆたろう(プロフ) - n.uさん» ありがとうございます(^^)誤字ありましたね、申し訳ないです。ただいま訂正しました!あと少しですが、お楽しみいただければ嬉しいです。 (2018年9月27日 17時) (レス) id: 1019147dc2 (このIDを非表示/違反報告)
n.u(プロフ) - 更新楽しみにしています。146.に誤字が見受けられます。毛利さんの台詞「○○ちゃんを流せたら」ではなく、「○○ちゃんを泣かせたら」ではないでしょうか? (2018年9月25日 7時) (レス) id: a82032a9c1 (このIDを非表示/違反報告)
まゆたろう(プロフ) - 紫蝶桜さん» いえいえ(^^)そう言っていただけて良かったです!また何かあればお気軽にコメントくださいね♪ (2018年8月29日 18時) (レス) id: 1019147dc2 (このIDを非表示/違反報告)
紫蝶桜 - まゆたろうさん» おぉっ!入り方が上手いですね!自然で分かりやすいです!リクを叶えてくれてありがとうごさいます! (2018年8月29日 14時) (レス) id: eb2d3ebf3e (このIDを非表示/違反報告)
まゆたろう(プロフ) - 紫蝶桜さん» 書いてみましたが、いかがでしょうか?まだ途中ですが、入りはこんな感じにしてみました! (2018年8月24日 23時) (レス) id: 1019147dc2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まゆたろう | 作成日時:2018年7月29日 1時