115.コナンside ページ17
「あなた、私が引き出しに入れたのを見て、勝手にアポトキシン4869の解毒剤持ち出したわね。わざわざ隠し場所変えたのに。」
元太達から少し離れ、俺は灰原と極秘会話をしていた。
『わ、悪い。急だったんだよ。』
「はあ…」
『まあ、いいじゃねーか、たまには。』
「でもその状況を見ると当日に風邪を引けなくて戻れないってところかしら。」
『う…』
「どこにわざと風邪をひこうとする人がいるのよ。信じられない。」
『…っ』
灰原の言葉に言い返せず俯く。
「諦めなさい。その姿で楽しむことね。」
『くっそー！』
「何がくっそーなんだい？コナン君。」
『あ、安室さん。いや、何でもないよ。』
ついつい大声が出てしまい、後ろから安室さんが不思議そうな顔をして覗き込んで来た。
「花火見る場所取りでもしようか？」
「いいですね。そうしましょう。園子も世良ちゃんも行こう。ほら、みんなも。」
Aさんが提案したので蘭が頷き、場所を変えて花火が見えそうなところを探していく。
花火…ね。
やっぱりみんな、こういうイベントごとは好きなやつと過ごしたいものだよな。
みんなについて歩いて行くと、急に目眩がし、ふらついてしまった。
そういえば、さっきから頭がクラクラするような。
家を出る時は全然平気だったのに。
おいおい、今になってかよ。
「コナン君、どうしたの？」
「ん？顔が赤いけど…て、熱あるじゃないか。」
蘭と安室さんが心配した表情をしてこちらを見ている。
くそ、身体が思うように動かねー。
「仕方ないわね。」
すっと俺の横に来たのは。
「ちょっと江戸川君を休ませて来る。」
灰原。
「1人で大丈夫かい？僕も行こうか？」
「大丈夫。さあ、行くわよ江戸川君。」
灰原、助かったぜ。
こうして俺はふらつきながらも灰原と近くのトイレに駆け込んだ。
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まゆたろう(プロフ) - n.uさん» ありがとうございます(^^)誤字ありましたね、申し訳ないです。ただいま訂正しました！あと少しですが、お楽しみいただければ嬉しいです。 (2018年9月27日 17時) (
レス) id: 1019147dc2 (このIDを非表示/違反報告)
n.u(プロフ) - 更新楽しみにしています。146.に誤字が見受けられます。毛利さんの台詞｢○○ちゃんを流せたら｣ではなく、｢○○ちゃんを泣かせたら｣ではないでしょうか？ (2018年9月25日 7時) (レス) id: a82032a9c1 (このIDを非表示/違反報告)
まゆたろう(プロフ) - 紫蝶桜さん» いえいえ(^^)そう言っていただけて良かったです！また何かあればお気軽にコメントくださいね♪ (2018年8月29日 18時) (レス) id: 1019147dc2 (このIDを非表示/違反報告)
紫蝶桜 - まゆたろうさん» おぉっ！入り方が上手いですね！自然で分かりやすいです！リクを叶えてくれてありがとうごさいます！ (2018年8月29日 14時) (レス) id: eb2d3ebf3e (このIDを非表示/違反報告)
まゆたろう(プロフ) - 紫蝶桜さん» 書いてみましたが、いかがでしょうか？まだ途中ですが、入りはこんな感じにしてみました！ (2018年8月24日 23時) (レス) id: 1019147dc2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆたろう | 作成日時：2018年7月29日 1時
