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それから数日が過ぎ、お祭りの日。
仕事はお休みしていたので、何だか主婦になったような気分でのんびりと過ごしていた。
お店は涼くんと私がいないせいで大変は大変らしいが、女の子もボーイも頑張ってくれているらしい。
店長が私に近況のLINEをくれた。
あれから涼くんがどうなったのかは聞いていないが、平和な日々が続いており、普通であることに対してもとても嬉しく感じた。
私は零くんのバイトが終わるまでコナン君と蘭ちゃんとポアロにいた。
「でもさ、よくよく考えればここで食べちゃったらお祭りの出店で食べられないね。」
蘭ちゃんがハムサンドを食べながらボソッと呟く。
「まあ、逆にここでお腹満たしておけば出店で軽く食べる程度でいいんじゃない？」
コナン君はハムサンドを黙々と食べながら蘭ちゃんの方を見て言う。
『うん。それもそうかも。ポテトとか唐揚げとか食べれれば満足だよね。後はチョコバナナとかりんご飴とか。』
「そうですよね。じゃあ主食はここでってことで。」
たわいない会話をしていると、零くんがこちらにやって来る。
「それにしても蘭さんもAさんも、浴衣お似合いですね。」
そう、今日はお祭りということで浴衣を着てみたのだ。
半強制的にに蘭ちゃんに着るように言われた、と言った方が正しいか。
そもそも着るつもりはこれっぽっちも無かったのだが、零くんも浴衣を着るという条件でこうなった。
昨日、ここポアロで急遽決まったこと。
自分の家のタンスから探して引っ張り出し、クリーニングに出してから着た。
この薄ピンクの浴衣、そもそも浴衣着ること自体何年ぶりだろう。
ハタチ前後に着ていたのが多分最後かな。
「Aさん、本当色っぽいですよ。女の私が見ても惚れ惚れしますから。」
『蘭ちゃん、褒め過ぎ。』
「私も新一と…来たかったなあ。誘ったのに…」
「…っ」
一瞬、コナン組の表情が曇った気がしたのは何だったのだろうか。
でも眼鏡が光に反射してどんな表情をしているか見えなかった。
なんで黙ってるんだろう。
何か言ってあげればれいいのに。
『大丈夫。きっと今度は新一君と一緒に来れるよ。』
「Aさん…」
私がそう言うと蘭ちゃんは、切なげに笑ってコーヒーを飲み干した。
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まゆたろう(プロフ) - n.uさん» ありがとうございます(^^)誤字ありましたね、申し訳ないです。ただいま訂正しました！あと少しですが、お楽しみいただければ嬉しいです。 (2018年9月27日 17時) (
レス) id: 1019147dc2 (このIDを非表示/違反報告)
n.u(プロフ) - 更新楽しみにしています。146.に誤字が見受けられます。毛利さんの台詞｢○○ちゃんを流せたら｣ではなく、｢○○ちゃんを泣かせたら｣ではないでしょうか？ (2018年9月25日 7時) (レス) id: a82032a9c1 (このIDを非表示/違反報告)
まゆたろう(プロフ) - 紫蝶桜さん» いえいえ(^^)そう言っていただけて良かったです！また何かあればお気軽にコメントくださいね♪ (2018年8月29日 18時) (レス) id: 1019147dc2 (このIDを非表示/違反報告)
紫蝶桜 - まゆたろうさん» おぉっ！入り方が上手いですね！自然で分かりやすいです！リクを叶えてくれてありがとうごさいます！ (2018年8月29日 14時) (レス) id: eb2d3ebf3e (このIDを非表示/違反報告)
まゆたろう(プロフ) - 紫蝶桜さん» 書いてみましたが、いかがでしょうか？まだ途中ですが、入りはこんな感じにしてみました！ (2018年8月24日 23時) (レス) id: 1019147dc2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆたろう | 作成日時：2018年7月29日 1時
