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警察に着き、キョロキョロとしていると、丁度昨日来た高木刑事と呼ばれていた方と目が合った。
ショートカットの美人の刑事さんと歩いていた。
「あ、あなたは。」
『おはようございます。五十嵐と申します。昨夜の件で…』
「おはようございます。昨日はどうも。高木です。ご案内しますので、お待ちください。」
「高木くん、彼女が例の…」
「そうです。」
「はじめまして、警視庁捜査一課強行犯三係の佐藤美和子です。」
『は、はじめまして。』
戸惑っていたところ美人の刑事さんに話しかけられ、少し驚いてしまった。
「って、いきなりそんなこと言っても分からないよね。今回の事件の詳細を聞かせて欲しいの。部屋に案内するわね。」
『はい。お願いします。』
佐藤刑事って言うのか。
近くで見ても綺麗な方。
「じゃあ高木君、あとは任せて。」
「はい!」
個室に案内され、佐藤刑事と雑談を交えながら昨夜のことを少しずつ話していった。
とてもフレンドリーに接してくれ、名前も下の名前で呼んでくれた。
「へぇ、コナン君達とも仲良いんだ?」
『はい、博士の家にも行ったし、蘭ちゃんのお友達まで仲良くさせてもらって。』
「そうかあ。Aちゃん、話しやすいからね。今度私も話聞いてもらいに飲みに行こうかな。」
『女性のお客さんも大歓迎なんで是非!でも刑事さんはお忙しいですよね。』
「休みだってそこそこあるのよ。突然の呼び出しもあるけどね。」
『大変なお仕事ですもんね。私なんて足元にも及ばないような…恐縮です。』
「なに言ってるの。男を相手に気遣いながら仕事するのも楽じゃないわよ。」
『でも誰でも出来るような仕事だし…』
「そんなこと言わないの。安室さんがあなたに惚れたの、わかる気がするもの。」
『いえ…そんな…私なんて…』
「ふふ。顔赤いわよ。自信持ってね。」
雑談を交えているのでとてもリラックスした雰囲気で話せ、予想していたような堅苦しい雰囲気とは全く違っていた。
きっと私が辛い目に遭ったのを知っているから、気を遣ってくれているのだろう。
その心遣いはとてもありがたかった。
普通に接していても、やはり数時間前のことだったと思うと鳥肌が立つ。
しばらくは夢にも出て来そうな勢いだ。
こういうのは時間がたたないと…ね。
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まゆたろう(プロフ) - n.uさん» ありがとうございます(^^)誤字ありましたね、申し訳ないです。ただいま訂正しました!あと少しですが、お楽しみいただければ嬉しいです。 (2018年9月27日 17時) (レス) id: 1019147dc2 (このIDを非表示/違反報告)
n.u(プロフ) - 更新楽しみにしています。146.に誤字が見受けられます。毛利さんの台詞「○○ちゃんを流せたら」ではなく、「○○ちゃんを泣かせたら」ではないでしょうか? (2018年9月25日 7時) (レス) id: a82032a9c1 (このIDを非表示/違反報告)
まゆたろう(プロフ) - 紫蝶桜さん» いえいえ(^^)そう言っていただけて良かったです!また何かあればお気軽にコメントくださいね♪ (2018年8月29日 18時) (レス) id: 1019147dc2 (このIDを非表示/違反報告)
紫蝶桜 - まゆたろうさん» おぉっ!入り方が上手いですね!自然で分かりやすいです!リクを叶えてくれてありがとうごさいます! (2018年8月29日 14時) (レス) id: eb2d3ebf3e (このIDを非表示/違反報告)
まゆたろう(プロフ) - 紫蝶桜さん» 書いてみましたが、いかがでしょうか?まだ途中ですが、入りはこんな感じにしてみました! (2018年8月24日 23時) (レス) id: 1019147dc2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まゆたろう | 作成日時:2018年7月29日 1時