キャバ嬢ですが何か？３【名探偵コナン】

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「じゃあ行って来る。警察に行ったらまた連絡してくれ。」

『分かった。行ってらっしゃい。』





あの後零くんの思うがままにされ、事が済んだ今、慌ただしくも彼はバイトへ行った。

『さて…朝ご飯食べて支度したら警察行こう。』

私も零くんも寝ていない。

眠かったが、警察に行くのは早い方が良いのでこのまま行くことに。

今日はずっと帰ってなかった自分の家の為、冷凍してあったパンをトーストして食べた。

『いつも朝ご飯は食べる派の零くんが食べないでバイトに行くなんて。』



まあ、朝っぱらからやってしまったからなんだけども。

思い出すと非常に恥ずかしいから考えるのはやめよう。



私は今から警察で話さなくてはいけないのだ。

昨夜の出来事を。

上手く話せるかな。

警察なんて何だか緊張する。






警察の開庁時間となり、家を出ようとした時スマホが鳴った。

店長からだ。

『もしもし。』

「Aちゃん、昨日彼氏がお店に来たけど、色々と大丈夫だった？涼くんに送ってもらったんだよね？」

『えっ…と…とりあえず大丈夫なんですけど…色々とあって今から警察に行かなくちゃいけなくて。』

「け、警察？」

『詳しいことはまた電話します。涼くん本人からも話があるかと思いますが。とりあえず今日は仕事休ませてください。』

「分かった。とりあえずAちゃんが無事でよかったよ。連絡待ってる。」

『ええ、では。』





涼くん、店長にどう説明するつもりだろう。

もうお店には居られないよね。

そんなことを考えながらも車に乗ってエンジンを掛けた。

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