キャバ嬢ですが何か？【名探偵コナン】

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ガチャン。

玄関ドアが開く音がした。

急いで玄関の方に向かった。

「…ただいま。」

そこにはぐったりとした安室さんの姿。

『おかえりなさい。ってええぇ？』

良く見ると顔、腕に怪我をしていた。

「色々とありまして。」

はは…と笑いながら言っているので

『笑ってる場合じゃないですよ！早く中に入ってください！』

安室さんの背中を押して早く早く、と部屋に入らせた。

『とりあえずお風呂入れますか？傷染みると思いますけど、シャワーだけでも。もう、良く見たらうっすらクマも出来てるじゃないですか。寝てないとか？』

「たかが一徹ですよ。オールしたようなものです。」

『いや、私達オールとかもうきつい歳ですから。とにかくシャワー浴びて来てください。寝てないなら尚更です。簡単な手当てしか出来ないですけど。救急箱ありますか？』

「ええ、そこの引き出しに入ってますけど、大したことないですよ。手当てなんていいのに。」

『いいから！』

そう言って背中を押して洗面所に連れて行った。



あの怪我と言い、寝てないことと言い、やっぱり昨日は公安の仕事だったのかな。

コナン君から聞いてなかったら、全く訳わかんなくて混乱してただろう。

だって普通に考えて、喫茶店のバイトでこんな怪我しないでしょうよ。

何か事故とか事件に巻き込まれたとか考えるのが普通だと思うだろうし。

とにかくビックリした。

でも…会えて嬉しい。

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