キャバ嬢ですが何か？【名探偵コナン】

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さっきビーフストロガノフ食べたばかりだったけど、せっかく用意してくれているので頂くことにする。

3人でご飯を食べていると

ヴー、ヴー、ヴー。

私の携帯が鳴った。

見ると店長からだった。

おかしいな。私今日休みなのにどうしたんだろ。

『もしもし。』

「Aちゃん、急にごめんね。本当に本当に申し訳ないんだけど、今日今から出勤出来ないかな？ピークの2時間ぐらいだけでいいから！」

『あら、女の子足りてないとか？』

「そうなんだよ。2人当欠で。全く当欠は罰金なのに困ったもんだよ。」

『良いですよ。少し遅れるかもですけど、支度して出ますね。今出先なんでドレスはお店にあるの貸してください。』

「全然大丈夫！助かるよ！本当にありがとう。」

店長に泣きそうな声で頼まれて断れず、結局今日も出勤になってしまった。

でもコナン君や蘭ちゃんに迷惑掛けるのも申し訳なかったし、むしろこれで良かったのかも。

2人に状況を説明する。

「困ったな…これじゃAさんが1人になる時間が出て来ちまう。」

何かブツブツと独り言を言っているコナン君。

「あ、いいこと考えた。ちょっと待ってて。」

そう言って外に出てしまった。

「コナン君ったら。でもAさん本当に大丈夫ですか？父がいればお店に一緒に行ってもらうのにこういう時に限っていなくって。」

『ううん、私なら大丈夫よ。安室さんがもしここに来たらこのこと伝えてくれるかな？』

「うふふ、もちろん！！」

ガチャン。

コナン君が勢いよく戻って来る。

「Aさん大丈夫！同伴兼ボディーガードが見つかったよ！」

『同伴？コナン君小学生なのによくそんな言葉知ってるね？』

「あは…はは。こないだテレビドラマで見たんだよ。」

『で、同伴兼ボディーガードなんてそーんな太っ腹な人はどこにいるのかしら？』

「ふふ、まあ見ててよ。」

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