キャバ嬢ですが何か？【名探偵コナン】

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沖矢さんは先ほど帰り、子どもたちはたった今帰ったところだ。

『私もそろそろ帰るよ。』

「ダメだよ。こんな時間にアパートに帰ったら危ないから。Aさんは安室さんのバイトが終わるまで一緒に探偵事務所にいてよ。」

『え。でも、この後安室さんと会う約束なんてしてないよ。それに、もうこれ以上あの人に迷惑掛けるわけにもいかないしさ。』

「はあ…あのねAさん。安室さんにAさんを1人にしないように言われてるんだ。だからついて来てもらうよ。毛利のおじさんのところにいれば大丈夫だから。」

どういうこと？そんなの聞いてない！

『でもさすがに夜まで居たら迷惑だと思うしさ。コナン君は良くても毛利さんや蘭ちゃんがなんて言うか…』

「あの2人だって心配してるんだから快諾するよ！とにかく行くよ！」

『ちょっとコナン君！』

手を引っ張られて結局ついて行かざるを得なくなってしまった。

『あ、阿笠博士、今日は色々ありがとうございました。お邪魔しました。』

「気をつけるんじゃぞ。とにかくコナン君の言う通りにしておけば間違いないからの。」

阿笠邸を出て、またしても毛利探偵事務所へ。



ガチャ。帰宅してドアを開ける。

見たところ、毛利さんはいないみたい。

蘭ちゃんはご飯を作っているようだ。

「ただいま蘭姉ちゃん！」

「コナン君おかえりー！あ、Aさんも！」

「安室さんが来るまでAさんここにいてもいいよね？」

「もちろん！か弱いAさんを1人で帰らせるなんて私も出来ないもん。むしろ泊まってってくれてもいいぐらいだし。でも安室さんが来るなら…いっか！」

蘭ちゃんは両手を頰に当ててニヤニヤしている。

この子は何かを想像してるな。

『急なことで本当にごめんね。』

「むしろAさんが来てくれてすごく嬉しいです。さっきあんまりお話出来なかったから、色々聞かせてください。」

いや、話せるほどネタがありませんが。

『とりあえず蘭ちゃん、私も手伝うよ。』

ご飯の支度を手伝うこととする。

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