キャバ嬢ですが何か？【名探偵コナン】

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「あ、もし良ければシャワー使ってください。こちらです。」

さっきの話の続きは何だったのかな。

でも結局私はここにいていいようだ。

『ありがとうございます。』

あいにく今日に限ってドレスのまま出勤したので普段着は無く、安室さんのTシャツを借りることに。

バッグの中の化粧落としを持って洗面所へ行くと

「バスタオルはこれを使ってくださいね。では。」

ガラガラと戸が閉められ、私はドレスを脱いだ。

シャワーを浴びていると、ふわーあ。とあくびが出た。

安室さんも眠いだろうし、早めに出よ。




本当に必要最低限のことをしてお風呂から出る。

安室さんのTシャツ…やっぱりデカイな。

XLって書いてあるけど、メンズのXLてやばくないか？

着てみると案の定ワンピース状態。

膝上まで余裕であるし。

『安室さん。やっぱり大きかったです。』

リビングに行くと、安室さんはじっとこちらを見てなぜか固まっている。

『でも今日普段着の着替えが無くて。これ貸してもらいますね。』

はは、と苦笑いしていると

「可愛いですよ。」

頭をポンポン叩かれた。

変なの。

こっちは今日初めて会った人にスッピンを晒してるんだ。

何が可愛いだ。

「僕もシャワー浴びて来るので、眠かったらどうぞ自由に寝ててください。」

『はーい。』

何だか本当に眠くなって来てしまった。

でもその前にドライヤー掛けないと。

洗面所今開けて大丈夫かな。

今行ったばっかだしさすがに全裸てことはないよな。

安室さんが出るまで待ってられないし。

『あの、ドライヤー借りたいんですけど。』

何のためらいもなく、ガラガラと普通に開けてしまった。

『「あ。」』

あれ？

Aやっちまった感じ？

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