検索窓
今日:76 hit、昨日:57 hit、合計:1,010,011 hit

02. ページ2

「毛利先生、寝ちゃいましたね。女の子が足りないことは全然気にしないでください。あ、あなたのお名前は?」

『私はAと言います。毛利さんとはよく会われているんですか?』

「ええ、毛利先生の弟子をしているんですよ。」

『弟子!安室さんも探偵さんなんですか?』

「はい、探偵をしながら喫茶店でバイトをしているんです」

『へえー、すごーい!私、毛利さんに依頼をした事があるんです』

「Aさん」

と、そこでボーイさんからチェンジの合図。

『安室さん、ごめんなさい。あまりお話出来なかったですけど、ここで失礼します。』

「あ、Aさん指名するんで、ここにいてください」

安室さんはボーイさんに言う。

「ありがとうございます。失礼いたします。ごゆっくりどうぞ」

そう言ってボーイさんが去っていく。

『あの、すみません。気を遣わせてしまったみたいで。私なんかがずっとお隣にいて大丈夫ですか?可愛い女の子沢山いますよ?』

「僕はAさんともっとお話したいので」

笑顔で言って来る安室さん。

ええーやば。かっこよすぎる。

きっと女の子が変わるのが面倒なのかな、と自分に言い聞かせた。

たまにいるのだ。

女の子が早いペースで変わって話が一からになってしまって面倒だから、ずっと同じ女の子と話がしたい、と。

「何か飲んでくださいね。お酒飲まれますか?」

私が見惚れてぼーっとしていると気を利かせてドリンクを勧めてくれた。

『ありがとうございます。では頂きますね』

ボーイにカクテルを注文し、薄いウーロン割を作った安室さんのグラスと乾杯をする。

私としたことが、お客さんを楽しませなくてはいけないのに、こうもイケメンが相手だと調子が狂う。

03.→←01.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (474 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1619人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

まゆたろう(プロフ) - lemonさん» ありがとうございます!そのように言っていただけて嬉しいです。続編も楽しんでいただけましたでしょうか? (2018年10月3日 0時) (レス) id: 1019147dc2 (このIDを非表示/違反報告)
まゆたろう(プロフ) - Rukaさん» 彼女の嫉妬作戦!それはまたすごいですね。行動力があるというか、すごいです。色々と複雑だったようで…大変でしたね。応援してるので、頑張ってください(><) (2018年10月3日 0時) (レス) id: 1019147dc2 (このIDを非表示/違反報告)
lemon - とっても面白いですね!続編もこれから読みます!応援してまーす! (2018年9月29日 23時) (レス) id: a6b1202c8f (このIDを非表示/違反報告)
Ruka(プロフ) - 順序良く言えば、友達が彼女に嫉妬した→とゆーわけで作戦実行→うちの彼氏もノってきた→友達の彼女が嫉妬した→2人が良い雰囲気になり、イチャラブシーンを見せつけられた→即退避→平和に終わったという流れですね。うちはまだ健全ですw(紛らわしくてすいません (2018年9月29日 16時) (レス) id: 723d39c3a6 (このIDを非表示/違反報告)
Ruka(プロフ) - まぁ、、、付き合ってたと言ってもそいつの彼女の嫉妬作戦っていうしょーもない作戦に付き合っていただけですし、うちの実彼も乗り気でしたしwまあ、友達のほう、復縁したらしいので、win-winでしたね〜w (2018年9月29日 16時) (レス) id: 723d39c3a6 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:まゆたろう | 作成日時:2018年5月12日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。