5話…約束 ページ6
『あーあ、あの時の約束、破っちゃったなぁ。』
怪我をして帰ってきたのもあって、もう一人では外に出てはいけないことになった。
ーーこんな大きくなってもまだメイドがついてくる。過保護な奴らだ。
ずっとそう思っている。
『おそ松、また会えるかな…』
会えたらいいなそんなことを考えながら毎日を過ごしている。
ーー会えるわけないか。
窓を開けて伸びをしているとコンコンとノックがなった。
『どうぞ。』
「失礼しますお嬢様。」
私の専用メイド、風華が入ってきた。
『おはよう、風華。』
風華「おはようございます、お嬢様。」
丁寧にスカートの裾を掴み挨拶をしてくる。
風華「お嬢様、朝食の準備が出来ております。すぐにお着替えください、お着替えはそこに置いてありますので。あと、ヘアメイクは私がやりますので廊下で待っております。」
風華は私のベッドの横の棚を指して言った。
『わかった。すぐ着替えるね。』
風華「では、失礼します。」
ペコっと頭を下げて風華が出ていった。
風華はいつも無表情。二人とも小さい頃から一緒にいて(風華の方が少し年上)昔はもっと表情をくるくる変える子だったのにな、そんな事を思いながら着替えた。
服は、意外とシンプルだ。
無地の白いトップスに、黒の短めなスカート。
私の好みを選んでくれたんだろう。
着替え終わり、廊下に出た。
『風華、ヘアメイク、お願い。』
風華「はい、お嬢様。」
そして部屋に入り、ドレッサーの前に座った。風華が私の長い髪をとき、ハーフアップにした。
メイクはよく分からないが、可愛くしてくれた。
『風華、ありがとう。すごい可愛い!』
風華「いえ、お嬢様のお役に立てれて、嬉しいです。」
そう言い、部屋を出ていった。
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皆さんは6つ子の中で誰推しですか?(*´∀`*)
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作者名:ひよこ | 作成日時:2018年10月18日 22時