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『?どうしたの?』
「...ツンデレからツンを取ったら、何が残ると思う?」
『?...扱いやすくなっていいんじゃない?』
むしろ振り回されてんだけど、そう言う訳にもいかず、彼は手に持ったままだったそれをケースにしまう事を選んだ。
丁度小腹がすく時間だし、カフェにでも誘おう、そう思いながら。
『任務、頑張ってね』
「あぁ、サンキュ」
『...終わったらまた、一緒に歌ってくれる?』
「もちろん」
たったそれだけの事に本当に嬉しそうに笑う彼女を見ながら、やっぱり、と認めざるを得ない気持ち。
もうとっくに、好きになっていたんだと。何処が、とか何故、とか理屈じゃない。
自覚する前に落ちてる、それが恋の厄介なところだから。
けど、その小さな約束でさえ叶えてやれなくなるのなら。
最後にラブソングでも1つ、贈っておけば良かったななんて、都合が良すぎるだろうか。
※Stag beetle=クワガタムシから、どの英国バンドイメージだったかお察しください。。流石に実在のバンド名・曲名・歌詞を入れる訳にいかなかったので、全部対義語で対応したつもりです。翻訳サイトで。。
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えぬ(プロフ) - ユナさん» 初めまして!いつも楽しく見させていただいてます!あの、新しい小説のリクエストってしてもよろしいでしょうか? (2022年6月1日 22時) (レス) id: 619e2b7b7b (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - ムスメ3さん» 見返し!!ありがとうございます(´TωT`)間が空くと分からなくなりますよね、すいません(´TωT`)コメント凄く励みになって嬉しいです!ありがとうございますm(_ _)m (2019年10月28日 1時) (レス) id: 5a59395d41 (このIDを非表示/違反報告)
ムスメ3(プロフ) - 久しぶりに見返しました!とても面白いです!これからも更新頑張って下さい! (2019年10月27日 23時) (レス) id: 64e9274118 (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - ムスメ3さん» コメントありがとうございます!間空いてしまってすみません!イチャついてから完結させますのでまたお付き合い頂けると幸いです! (2019年10月27日 9時) (レス) id: 5a59395d41 (このIDを非表示/違反報告)
ムスメ3(プロフ) - どうなっちゃうのか楽しみすぎます!頑張ってください! (2019年8月24日 22時) (レス) id: a84e4bce58 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユナ | 作成日時:2019年7月29日 11時