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大きな音に、男達は慌てて振り返る。
「よォ、大丈夫かー…って大丈夫じゃなさそうだなァ」
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『さ、かた先輩…どうして』
彼の顔を見た途端、ひどく安心して涙で視界が滲む。
「とりあえずそこからどいてんくない?」
「あ?誰がテメェの命令な……」
「聞こえなかったのか?そこからどけっつてんだ」
低く怒りの混ざった声。
薄暗い中見える瞳はいつもとは違い、鋭い。
「てめぇらさっさとここから出て行け。
──俺の気が変わらないうちになァ」
そう言うと慌てて部屋を出ていく2人。
『先輩っ……!!!』
恐怖から解放された私は思いっきり彼に抱きつく。
今の自分の格好も忘れて。
「悪ィな、もっと早く来るべきだったのに」
そう優しく頭を撫でて、親指で涙を拭う。
先輩が謝る必要ないのに。
「何された?」
また怒りを含んだような声。
『か、体触られただけです』
「だけ?オイオイ、もっと危機感持ちやがれコノヤロー。俺が来なかったらもっと酷いことになってただろうよォ」
『…うぐっ。す、すみません……』
そう話す彼の声は優しくて心地の良いものだった。
それに、あたたかい。
「っ、あーこれ着とけ。そんな格好じゃ外出られねぇだろ」
んっ、と目を逸らしながら自分のジャケットを差し出す先輩。
そう言う彼の顔はほんのり赤くて。
『え?……ってうわああ!!あ、ありがとうございます!』
下を向きすぐさま自分の格好を確認して、咄嗟にジャケットを奪い取った。
やばいやばい、今世紀最大に恥ずかしい!
完全に今の格好忘れてたよ。下着丸出しじゃん!
もうお嫁に行けない←
「立てるか?」
『……はい』
あ、やばい。
頭がまたクラクラしてきた。
薬のせいかどんどん瞼が下がってくる。
プツっと、
何かの糸が切れたように私は意識を手放した。
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「(やべぇ、俺結構余裕ねぇかも…)」
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Hi(プロフ) - 逆ハーあんまりみないんですけど最高ですね;꒳; 続きたのしみにしてます、、!! (3月17日 0時) (レス) @page39 id: c9fcf96ef3 (このIDを非表示/違反報告)
春風 - 銀魂後祭り行かれたんですか!!私はまだ学生で行けなかったのですが、いつか行ってみたいです!☺️☺️ (2023年3月27日 23時) (レス) @page38 id: c205929152 (このIDを非表示/違反報告)
ロゼ(プロフ) - 夜優さん» めーっちゃ楽しみです!!一緒に続報待ちましょ〜💕 (2023年3月24日 1時) (レス) id: a0125a0dc0 (このIDを非表示/違反報告)
夜優 - 銀八先生楽しみですよね! (2023年3月22日 19時) (レス) id: 8e6903f587 (このIDを非表示/違反報告)
ロゼ(プロフ) - #観音坂ゆるさん» いやああ!是非是非!!!こちらこそお願いいたしますっ! (2021年3月11日 17時) (レス) id: a0125a0dc0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ロゼ | 作成日時:2020年5月13日 22時