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「じゃあなに?俺としてもどうにもならないって?」






『はっ……?』







突拍子もない事を言う五条に驚いて顔を上げると、




いつの間にか彼は壁に寄りかかる私の目の前にいた。









「俺はそんな優しくしてやれる気ないけど?」



『へっ、あの…』







こんなに近くで見る五条の顔があまりにも綺麗で、私は慌ててまた目線を下に背けた。





顔が良すぎるんだよ!!









「それでもいいんだ、お前は」




『……ち、近いって』








耳元で囁かれて少しくすぐったい。





こいつ、わざとか!?









「そんな俺にされても嫌じゃねぇの?」




『それはっ…、』








言葉が詰まる。




一瞬、迷ってしまった。









『いや…です』





「ならもっと危機感持て。仮にもお前は女なんだから」








いや、戸籍上女ですけど。失礼な。









「その気になれば傑だって……」


『…夏油が、なに?』




「いや、なんでもない。とにかく好きなようにされんじゃねぇってこと」







不思議だ。



こいつには彼女という存在がいるのに、私のこと好きでもないのに、どうしてここまで私に干渉してくるのだろう。







『もしかして、心配してくれてる?』



「は?勘違いすんな」






そんな即答しなくたっていいのに。









「ただ、お前のブッサイクな泣き顔見たくねぇだけだから」



『ひと言余計』







なによ、心配してくれてるんじゃん。


無理矢理されて私が泣くこと分かってて言ってるんだ。



この前だって合同任務の時に私のこと心配してくれたし、怪我した時だって助けてくれた。



どうしてこんなにも私のこと気にかけてくれるのか、正直分からない。






でも、少しでも私のことを考えてくれたことがどうしようもなく嬉しかった。








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皐摩(プロフ) - 胸がギュンギュンしました… (2022年2月15日 19時) (レス) @page50 id: c69f5fedc2 (このIDを非表示/違反報告)
もっち - めっちゃ面白いです。 (2022年1月15日 15時) (レス) @page47 id: ea5533ef50 (このIDを非表示/違反報告)
胡蝶 恵 - 目頭が熱盛(?) (2021年10月12日 20時) (レス) @page13 id: f5505c766c (このIDを非表示/違反報告)
ロゼ(プロフ) - 莉亜さん» ご声援ありがとうございます!夏油ルート検討してみようと思います!! (2021年9月29日 2時) (レス) @page41 id: a0125a0dc0 (このIDを非表示/違反報告)
- えっ好き() (2021年9月23日 22時) (レス) @page38 id: 160a7ef55b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ロゼ | 作成日時:2021年2月20日 21時

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