【呪術廻戦】好きな人から恋愛相談されています

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胸がズキズキ痛む。




私の事もうちょっとくらいは女として見てくれてもいいじゃんかっ…！








『……あたしってさ、あんたにとってなんなの？』



「は？何言ってんだよ」







そうだよ、何やってんだよ私。




どうせすぐ後悔するくせに。







　
　

「んなの、



––––––ただの '' ダチ '' に決まってんだろ」








ああ、やっぱり








『……そうだよね。変なこと聞いてごめん』



「なに？そんくらいの区別もつけられねぇくらい馬鹿になったか？」







あ、元々か


と、相変わらず憎まれ口を叩く五条。




私はこのままこの '' 友達 '' という関係から抜け出せないのだろうか。







『ごめん五条、急に眠くなってきたから私寝るわ。
お見舞い来てくれてありがとね…』




「あっそ、じゃあな。俺にちゃんと感謝しろよ」







そう言い放つと荒々しくドアを開けて部屋を後にした。









　
　
　
　
　
　
　

ボフンっと勢いよく枕に顔を埋める。







自分が惨めになる。





人を好きになることがこんなにも辛いことだなんて思ってもいなかった。




それは相手が五条だったからなのだろうか。


もっと他の人を好きになっていればこんな思いしなくて済んだのかな…







　
　

『ははっ…』








思わず乾いた笑いがこぼれる。




何やってんだろ私。




　
　
　

　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
『もう、諦めようかな……』








ポツンと呟いた声がやけに響いた。








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