【あんスタ】気づいてほしい＊朱桜司＊ (ページ4)

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放課後ページ4

とうとう放課後になった。

練習にはKnightsの皆さんもいるので、
好意を持っていることを気づかれてはいけない。

彼はアイドルで私はプロデューサー。

練習の時だけでも線引きはしなくちゃいけない。

｢なにするんだスオー、おれの霊感(インスピレーション)が消えていくじゃないか！｣

｢そんなことよりReader！今日こそはLessonに参加してもらいますよ！｣

｢そんなこととはなんだ!?｣

こんな感じの会話を彼と、
Knightsのリーダーである月永先輩が
ドアの前で繰り広げている。

｢安眠妨害なんだけど〜｣

凛月先輩も起きてきた。

あと来ていないのは瀬名先輩と、
鳴上先輩だけだ。

｢あの、凛月先輩、鳴上先輩はどうされたんですか？｣

｢ナッちゃんはね〜、遅くなるって行ってたよ。なんかモデル関係の打ち合わせらしいからセッちゃんも一緒なんじゃない。｣

｢そうでしたか。なら先に練習始めちゃいましょうか！｣