階段から落ちたら｢ハイキュー!!｣の世界にいました。 ２

79段目 ページ47

あの5分で朝練が終了いたします
さぁ今、部員は何周目なのでしょうか

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1.及川 10周
1.岩泉 10周
3.松川 9周
3.国見 9周
4.渡 8周
5.花巻 7周
5.金田一 7周
6.矢巾 6周

です！

矢巾さんはこういう系苦手なのかな

及川「…っA！」

「うぁ！？
ふぁい！！」

及川「授業遅れるって…校長に言っておいて…って岩ちゃん来たぁぁあ！！！」

そう言ってダッシュで走っていく徹
少し後ろを見るとすごい速さで走っていく岩ちゃんがいた

岩泉「待ちやがれクソ川ｧｧｱ！！」

なんであの2人はあんなに体力があるのか
とても知りたい

国見「きっつ…っはぁ…」

あ、英が松つん先輩抜かした
てか英走らなそうな顔してめっちゃ速いし

顔で決めちゃダメなのね

そう思って私もダッシュで校長先生の元へ行った

校長先生に言って戻ってくると架奈がいた

何故いるんスか、教室行けや←

「……。」

無言でストップウォッチを片手に今何周かをメモる

架奈「…何書いてるの？」

「何周かをメモってる」

架奈「何か手伝おうか？」

「大丈夫」

架奈「…あのさ、」

「なに？」

架奈「やっぱ部活やめてよ」

「え？」

何言い出してんの？この人

架奈「ほら、あの人たちみたいなイケメンに囲まれてるﾌﾞｽってなんかアレじゃん？
それなら私の方が相応しいし！」

「…ﾌﾞｽで結構。
相当自分を可愛いと思ってんだね、性格ブス」

架奈「は？」

「知ってる？ブスはブスでも性格ブスの方が嫌われてるんだよ？」

すみません、本当はわかりません。でも言います

正直私、架奈より可愛いと思う

架奈「んな…本当、嫌われちゃえばいいのにアンタなんか！！」

ぐっと胸ぐらを掴む架奈
カランｯと持っていたバインダーを落とす

「っなにすんの！」

架奈「アンタって人の気持ちわからない人だよね」

あなたもね、架奈さん
私、息しづらくて苦しいんですけど、離してください

いやこれマジで

「何を根拠にそんなこと？」

バッと架奈の腕を払って服装を整えた
そして落としたバインダーを拾い、架奈を見る

架奈「私の気持ちなんて、分かりっこないもんね」

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