階段から落ちたら｢ハイキュー!!｣の世界にいました。 ２

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部活が終わり、片付けをしているといつもに増して量が多いことに気がついた

誰か多く使ったのかな
そう思い、せっせと片付けていた
架奈は今までと同じように何もしなかった

てかこの子、いる意味本当にある？
ムッとしてキッと架奈を睨みつけると架奈はは？みたいな顔をした

いやいやいやいや、は？じゃないでしょ
お前、マネージャーだろ！
と、心の中でツッコみ、再び手を動かす

終わったのは朝の会が始まる五分前

やばって思って階段を駆け上がる
現世では駆け下りてたっけ…？笑

無事転ぶことなく上がりきり、ダッシュで教室まで走る

ガラッと勢いよく教室のドアを開けるとみんなの視線が一気に集まる

「おはよ…？」

いつもならおはよーとか返してくれるはずなのに今日はなかった

蜜柑「A」

私の名前を呼んだのは蜜柑だった

「蜜柑…
どしたの？これ」

蜜柑「こっちきて」

もうすぐ授業始まっちゃうのに私を連れて屋上へ向かった

屋上につくと蜜柑は話始めた

蜜柑「Aさ
疑ってるわけじゃないけど架奈となにかあった？」

「なんで？」

蜜柑「朝来た時、架奈が泣いてて…」

「は？」

蜜柑「それでなんか『部活やってたのにAに追い出された』って」

「え、意味わかんない
追い出したというか自ら出てったよ、あの子」

蜜柑「やっぱそうだよね
私はAを信じる！」

「ありがと！

…でさ、授業始まってるよね」

蜜柑「あ」

「しかも体育
あの先生。どうすんの笑
理由聞いてもらえないよー？」

蜜柑「あ…でもAも一緒だから…」

「あ」

蜜柑「馬鹿なんですか？笑」

「お主もな笑」

サボるかー…っと屋上で2人で話しながら笑ってた
人生初、授業サボりました☆

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