階段から落ちたら｢ハイキュー!!｣の世界にいました。２ (ページ37)

今日:8 hit、昨日:33 hit、合計:142,534 hit

71段目ページ37

只今お外なうです

「徹のクソバカ」

及川「クソ！？」

「だいたい、徹がさっさと返せばこんなことにはならなかったもん」

及川「…そうだけどさぁ」

「っさむ…」

ぶるっと身震いをする

及川「大丈夫？」

「大丈夫大丈夫…寒いけど」

及川「これ着てなよ」

そう言って私の頭の上に乗せたのは徹が着ていたカーディガンだった

「え、いいよ
徹風邪ひいちゃう」

及川「大丈夫だから、ほら！」

私には拒否権はないのか。
そう思ったけど気付いた頃には私の身はカーディガンの中だった

徹の体温が服に残っていた
ほんのりあったかい

「あったかー…」

及川「ね、A
寒いから散歩行かない？」

「ここで待ってたら開けてくれるかもだからここにいる」

及川「動いた方がいいし！母さんにはLINAしといたから！」

だったらそれで開けてもらえよ←
心の中で徹にツッこんだ

「てか、これ返すよ」

徹のカーディガンを脱いで差し出した

及川「え、大丈夫だってば
着てなよ」

はぁっと吐いた息は真っ白だった
こんなに寒いのか。
まだ11月だよ？12月近いけどさ。

「んじゃあ徹、手のもの返して」

徹が持っていたのは岩ちゃんとお揃いに買ったパーカーだった

及川「あ、これA着る？」

「うん、そうすれば徹もあったかいでしょ」

及川「そだね…じゃあ」

と言ったので返してくれるのかと思ったらそのパーカーを徹が着だした

「ちょ！？
なにしてんの！？それ私サイズだよ！？」

及川「大丈夫大丈夫…着れるかもぉぉお！！」

そういいながら無理矢理手を通す

「やめてぇぇえ！！
返してぇぇえ！！」

無理だよ、破けちゃうじゃない！
てかそれ破いたら殴るぞ、マジでぇぇえ!!!

及川「ほら着れた！」

「ほら着れた！じゃないよ！
ぱっつんぱっつんじゃん！
返せそれ！」

今すぐ脱げ！とパーカーを引っ張る

及川「わ、ちょっと待ってよ！」

その後、その場で再びギャーギャー騒ぎ、やっと返してもらった
そしてそれを着る

「新品の匂いがする♪」

及川「てかどこいく？」

「とりま公園行こうか」

そうして私達は公園に向かった

ーーーーーーーーーーーーー
夜の公園ってなんかありそうですよね^^*
こういうの好きなんですよ♪

国見んをもっと出したいです(´-ω-｀)