59段目 ページ23
その後練習が再開し、私は監督、コーチ、架奈とその練習を見ていた
数時間後、外が真っ暗になったごろに練習は終わった
「お疲れ様でした((ニコッ」
たたんであったジャージを部員に渡す
半分やって、と架奈にジャージを渡しながら言ったけれど誰かのか1枚持って行ってしまった
「(半分くらいやってくれればいいのに…)」
ああいうのを見るとやっぱり徹目当て?と思う
花巻「A大丈夫?」
「あ、大丈夫です!」
花巻「やっぱり森川さん、及川目当てじゃね?」
見てみろよ、とマッキー先輩が指差したところに目をやると架奈が徹にジャージ渡していた
「取っていったの徹のだったんだ」
花巻「え?」
「1枚だけ取っていったんですけど、徹のだったんですね」
私は笑いながらマッキー先輩に言った
「ほ、ほら!
マッキー先輩今日も蜜柑送っていくんですよね?
早くしないとおいて行かれますよ?」
花巻「でも…」
「架奈のことは帰りの時に言っておきます!!
心配しなくても大丈夫です!」
マッキー先輩の背中をぐいぐい押しながら男子更衣室に向かわせる
そして私は逃げるように更衣室に向かった
―*―*―*―*―
まさかのまさか!!
架奈が本当に徹目当てだとは…
「はは…ありえな…」
やっぱ漫画の世界も現世も変わんないのかな
漫画の中だから架奈みたいな子はいないと思ってた
「はーぁ…」
長く、そして重いため息をついた
キィ…
「っ!」
架奈「どうしたの?」
「あ…ううん!!
ちょっと吃驚しただけ
あ、私帰るね!」
カバンを持ってドアノブに手をかけたとき――
架奈「Aさ、正直邪魔なんだよね」
『邪魔』
その言葉を聞いたとき、ある人が頭をよぎった
「…うるさい…っ」
小さく、消えそうな声でつぶやいた
私はそのまま更衣室を飛び出した
私の頭をよぎったのは
私の兄、
葵月だった
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紗凪(プロフ) - かるかるさん» 本当にどこでもド〇欲しいよね笑 ド〇えもんんんんんんん (2015年12月28日 11時) (レス) id: 67487ce4bb (このIDを非表示/違反報告)
かるかる(プロフ) - 紗凪さん» うぇーい!! (2015年12月28日 1時) (レス) id: eeb4e9d238 (このIDを非表示/違反報告)
紗凪(プロフ) - かるかるさん» いえーい!2次元ー!! (2015年12月20日 21時) (レス) id: 67487ce4bb (このIDを非表示/違反報告)
かるかる(プロフ) - 紗凪さん» よしっ!行こうぜ!!ww (2015年12月20日 20時) (レス) id: eeb4e9d238 (このIDを非表示/違反報告)
狼狐(プロフ) - 紗凪さん» アホですかwww現実見てくださいwwwどこでも○アが出来るのはあと1000年後くらいですよ、きっと… (2015年12月20日 19時) (レス) id: 2bb3a92db8 (このIDを非表示/違反報告)
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