階段から落ちたら｢ハイキュー!!｣の世界にいました。 ２

58段目 ページ22

松川「つっかれたー…
休憩しようぜ、及川」

及川「そうだねぇ、はーい！休憩！
20分間！」

松川「結構とるな 笑」

つかれたぁあーと私のところへ寄ってくる部員。
私はスポドリとタオルを1人1人に渡す

2人いるから分担しようと思い、架奈を呼ぶ

架奈「ん？」

「これ、勇太郎と矢巾さんに渡してきて？」

架奈「あ…おっけ」

スポドリとタオルを持って2人のところへ向かう架奈

私は籠ごと持ち上げ、1人1人に配る

その度にお疲れ様やしっかり休んでくださいと一言言う

いや、言ってみたかったんだよね←

及川「っし…
Aボール上げしてくれない？」

徹がトス練習するのか、ボールを上げるのを要求する
私はスポドリを持っていたのでちょっと待ってと徹に言った

松川「A、休憩時間結構あるけどマネ2人いるんだから森田さんに頼んでもいいんじゃない？」

「え、でも…」

松川「ほら、及川」待ってるよ？｣

「架奈、頼める？
これ…」

架奈「いいけど…Aから貰いたい子とかいるんじゃない？
Aかわいいし。なんなら私が及川先輩の方やろうか？」

「いや大丈夫だよ、いつも渡してるし！
てか貰いたいとかないと思うからさ

それにボール上げ出来ないでしょ？」

そう架奈に断りを入れる
するとにゅっと後ろから大きな手が出た

花巻「…森田さんやりたくないんだったら俺やるよ、貸して A」

その手はマッキー先輩のものだった

「え、マッキー先輩疲れてるからダメですよ！」

花巻「大丈夫だって、ほら貸して〜」

そう言って私の手にあったスポドリはマッキー先輩の手に行ってしまった

「頼みました！」

私はマッキー先輩に頼んで徹のボール上げをやった

及川「もっと高く！」

「高くしたら届かなかったりしない？」

及川「大丈夫だって！」

色々言われ、少しずつ調整し、いろんな高さのボールを上げる

てか投げてるだけだけど 笑

その光景を羨ましそうに見ている架奈に私は気づかなかった

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