階段から落ちたら｢ハイキュー!!｣の世界にいました。 ２

56段目 ページ20

5組の目の前へ着くと岩ちゃんが見えた
岩ちゃんは私に気付き、わざわざこっちまで来てくれた

岩泉「どうした？」

蜜柑「(でっかー…
でも貴大より小さい？そんなことない？)」

「徹いる？」

岩泉「おーいるよ

おい！クソ川ァ！」

及川「岩ちゃん！俺は及川だってば！
なに？誰か来たの？」

岩泉「Aとその友達。
早く来いよ」

及川「A？
何の用？」

岩泉「知らね、自分で聞けよ」

ヌッと教室のドアから顔を出す徹

「徹」

及川「なに？」

良かった、怒ってない
いつも通り？

そう安心した

「架奈、徹目当てじゃないって」

及川「あー…そう
じゃあ入部おっけ」

「適当だね」

女子1「及川！
私も入れてよ！私も及川目当てじゃないよ！？」

及川「お前は俺目当てだって目に見えてんじゃん！ダメ！
てかもう2人だからそんなにマネいらない！

それとA、なんで逃げてたの？」

まだ聞くのか、この人

「帰りに教えるよ」

蜜柑「(教えんの!?)」

隣で蜜柑がすごい顔してたのは脳裏に焼き付いてます

「じゃあ連れてくから…またね」

私は徹にそういうと李吏たちのところへ戻った

蜜柑「帰りに教えちゃっていいの？
架奈とのキスのことでしょ？」

「うん、隠しとくのも嫌だから」

蜜柑「そうかなぁ」

「うん」

李吏「あっ帰ってきた！」

無駄にテンションの高い李吏と

架奈「おかえり」

大人な架奈
昨日の事思い出すとちょっと…

キーンコーンカーンコーン…

蜜柑「あ、昼休み終わっちゃった」

「私ご飯食べてないや｣

蜜柑「私はもういいや」

蜜柑は広げたばっかのお弁当箱をせっせと片付ける
私は広げてないからそのまま持つ

架奈「食べなくて平気？」

「部活前にでも食べるから大丈夫だよ、今日5時間目までしかないし

早く行こ」

架奈と先に行った蜜柑達を追うように駆け足で行った

そして…ついに部活の時間

蜜柑「じゃ、また明日ね」

李吏「ばいばーい！」

「またねー！」

李吏たちが出て行って教室で架奈と二人きりになる

架奈「…どうする？」

「どうするって？」

私は鞄を持ちながら言った

架奈「部活…」

「なにが？行くよ」

架奈「え、ちょっ私は？」

「行くよ」

架奈「え、OKだったの？」

「まぁ、そうかな」

そう答えると架奈は私の手を持ちぶんぶんと縦に振った

「ちょっ壊れr「ありがとー！！」うん…？｣

とりまめっちゃ感謝されてるからいっか

この時、私に背中を向けた架奈があんな顔をしてるとも知らずに

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