階段から落ちたら｢ハイキュー!!｣の世界にいました。 ２

51段目 ページ15

私は英に送られた後、ご飯を食べ、二階に上がる

「なんか、勉強する気にならない…」

いつものように勉強をしようとはならなかった
理由はわかんない

その上、この頃 英の事を考えてる気がする
現世にいたように、「かわいいーっ」って感じじゃなくて…

「もぅわかんないよぉぉおお!!!!」

頭を抱えて後ろに倒れる

及母「Aうるさい！」

「あ、ごめんなさーい」

そして怒られる

今は20:26
徹と学校で別れたのは19時頃…。

「(いくらなんでも遅くない？)」

そう思った私は部屋着の上にパーカーを着て外へ出た
お母さんに

及母「あら、どこ行くの？」

と聞かれたけど散歩！と言って出てきてしまった

まぁ実際散歩じゃないんだけどさ 笑

徹を探そうとウロウロしてると見慣れた男子が目に入った

「あっ徹だ

おーい、とおー…







え？」

徹といたのは架奈だった

徹と校門を出たのは違う女子だった

「(なんで架奈が？)」

私の脳内はそれがぐるぐると回っていた
いや、それしか頭になかった

私は私の存在に気づいてない二人のあとを追った

？「…A？」

後ろで聞き覚えのある声がした
振り返るとそこには蜜柑がいた

「みかっ…えぇ！？」

しかもその隣にはマッキー先輩

蜜柑「あはは、バレちゃったねぇ」

ほんわかした表情でﾆｺﾆｺする蜜柑
その隣で首に手をやってるマッキー先輩

「なっ付き合ってたんですか！？」

花巻「おーそうそう 笑
本当は日曜まで黙ってようと思ったけど、蜜柑が声かけちゃうから」

蜜柑「ごめんなさーい」

なんだこの目の前でいちゃいちゃされる屈辱は…！
すごい腹立つ。笑

蜜柑「あ、そうそう
どうしたの？こんな時間に」

「ちょっとあってね…ﾊﾊ」

蜜柑「ん？

あっ架奈じゃんっ」

「あっ、しーっ！」

蜜柑「？
そういえば…架奈、今日部活来なかったなぁ」

「え、辞めたんじゃ…？」

蜜柑「えぇ!?
そんなことないよ！だってまだ荷物とか置いてあったもん…」

花巻「本当にそれ見たんか？」

蜜柑「見たよ！今日！しっかりこの目で！」

花巻「蜜柑が言うことは大抵外れてるからなぁ」

蜜柑「ほんっと酷いね…彼女のいうこと信じないんだぁ…？


まぁこんなことはどうでもいいや。
架奈辞めたのかな、本当に」

花巻「あ、辞めたからウチ来たんじゃない？
マネ希望」

「あ、それ言ってました
私と同じ部活にはいりたいからーって」

花巻「…やっぱその架奈っていうコ、及川目当てじゃね？」

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