声量35 ページ40
──日曜日、AM5:00
「ふぁあ〜」
リュックに1日分の荷物を詰めて岩泉の家の前にいる
流石に朝早すぎ…。
岩泉「おぉ、孤爪
おはよ」
「おはよう、岩泉」
岩泉は家の前に出て私たちを待っていたよう。
でも荷物等は持っていなくて青城のジャージを羽織っていた
「夏だとはいえ早朝は寒いっすねぇ…」
岩泉「今日は涼しいって予報だったぞ」
「まじで」
私の荷物の中半袖しか入ってないわ
風邪なんて引いたらどうしましょ
そんなことを考えていると誰かに背中を叩かれる
すっと振り向くとそこには松川が立っていた
松川「おはよ」
「おはよ」
松川「朝はさみー!
ってか言い出しっぺの及川まだなの?」
岩泉「そろそろ来るだろ
花巻も来てねぇしな」
松川「あいつももーそろそろくんじゃね?」
「随分適当…
てか今日どこ行くの?」
松川「知らねぇ」
「まさかのノープラン」
岩泉「お、及川きた」
及川「おっはよ〜☆
みんな眠そうだね!」
花巻「ったりめーだろ」
松川「いつの間に来てたの」
花巻「ついさっき」
松川「ほぉん」
貴大が来ると発する言葉が見当たらなくなる
話したら貴大も話さなくなってしまうようで
「(って何考えてんの
今は英なんだから…!)」
自分にそう言い聞かせて無意識にキッと岩泉を睨んでしまう
そんな私を見た岩泉はビクッと肩を震わした
そんな怖かったのかな
自分でやっておきながら酷いと思ってしまう
及川「じゃ、行こっかー!」
及川が歩き出し、その後を私ら4人がくっついていく
「ねぇ及川、どこ行くの?」
及川「ん?俺ん家の別荘」
「べ、別荘!?」
岩泉「あーなんかお前の父ちゃん造ってたな」
「しかもお父さんが!?」
及川「違う違う
親父が仕事でうろちょろしてるからそのために建てた別荘だよ
今日と明日、特別に貸してもらうの」
「へぇ…及川のお父さん凄いんだね…」
及川「俺もすごいっしょ!?」
「いや別に」
及川「酷いね!!」
岩泉「ナイス孤爪」
「うぇーい!」
岩泉とハイタッチをすると及川が怒る
そんな及川を見て岩泉と一緒に笑っていた
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紗凪(プロフ) - 絵里さん» シリアスは好きなんですよー笑 これから頑張っていきたいと思います! (2016年3月3日 22時) (レス) id: 67487ce4bb (このIDを非表示/違反報告)
絵里(プロフ) - はい!応援してます!!マッキーのシリアスっぽいのなかなか無いので、この作品読めて嬉しいんですよ!www (2016年2月28日 16時) (レス) id: 0304d69d3a (このIDを非表示/違反報告)
紗凪(プロフ) - 絵里さん» そうですか!?良かったです^^* 応援してくれるのですか!?ぜひ宜しくお願いします!! (2016年2月13日 14時) (レス) id: 67487ce4bb (このIDを非表示/違反報告)
絵里(プロフ) - いえいえ!wwそういうふうに言ってくれて私も嬉しいです!これからも応援してますね!って言うか応援させてください!www (2016年2月11日 21時) (レス) id: 0304d69d3a (このIDを非表示/違反報告)
紗凪(プロフ) - 絵里さん» 思ってくれてありがとうございます!!お礼に及びますよ!!及ばなかったら何なのか…っ!! (2016年2月11日 16時) (レス) id: 67487ce4bb (このIDを非表示/違反報告)
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