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声量29【花巻side】 ページ34

俺は見てはいけないものを見てしまった気分だった
咲花と帰りたくないからケータイ見て逃げてきたけど、あのまま咲花と帰るべきだった

その理由は……

目の前にAと国見が歩いていたからだった

"国見が送るだけ?"
"ただ危ないから送ってるだけ?"

はじめはそう思っていた
けれど…

手をつないで抱きしめてられてたらどちらかの片想いとは思えないだろう

花巻「クッソ…!」

ガン!と近くにあった自動販売機に八つ当たりをする
舌打ちをして帰ろうとした時、トン、と背中を叩かれた

バッと振り返るとそこには…

?「花巻…貴大さんですよね?
ちょっとお話伺っても?((ニコ」

どこかで見たような見てないような、トサカ頭の男が立っていた





黒尾「どうも、初めまして
音駒3年の黒尾鉄朗といいます((ニコ」

俺は黒尾に連れられて近くの公園のブランコに腰掛ける
いくら夏の夜とはいえ、少し肌寒い

花巻「青城3年の花巻だ
よろしくな…」

音駒、か
聞いたことあるな…

黒尾「あ、Aとは幼馴染みです〜」

"A"

その名前を聞いてドキッとする
顔を勢いよく左右に振ってバンっと両頬を叩く

花巻「…あ、悪ぃ」

黒尾「…いえいえ気にせず?

…っと、Aの元カレだっけ?
なんで別れたの?」

花巻「…と、」

言葉に迷っていると地声より少し低めの声で黒尾はこう言った

黒尾「自然消滅ではないよな?」

たしかに自然消滅ではない

…別れたのは確か…

去年の冬…だったっけ


────────
過去編入ります!

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紗凪(プロフ) - 絵里さん» シリアスは好きなんですよー笑 これから頑張っていきたいと思います! (2016年3月3日 22時) (レス) id: 67487ce4bb (このIDを非表示/違反報告)
絵里(プロフ) - はい!応援してます!!マッキーのシリアスっぽいのなかなか無いので、この作品読めて嬉しいんですよ!www (2016年2月28日 16時) (レス) id: 0304d69d3a (このIDを非表示/違反報告)
紗凪(プロフ) - 絵里さん» そうですか!?良かったです^^* 応援してくれるのですか!?ぜひ宜しくお願いします!! (2016年2月13日 14時) (レス) id: 67487ce4bb (このIDを非表示/違反報告)
絵里(プロフ) - いえいえ!wwそういうふうに言ってくれて私も嬉しいです!これからも応援してますね!って言うか応援させてください!www (2016年2月11日 21時) (レス) id: 0304d69d3a (このIDを非表示/違反報告)
紗凪(プロフ) - 絵里さん» 思ってくれてありがとうございます!!お礼に及びますよ!!及ばなかったら何なのか…っ!! (2016年2月11日 16時) (レス) id: 67487ce4bb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紗凪 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2015年3月9日 20時

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