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声量22 ページ27

体育館内にいるAさんを探すと何故か泣いていた

国見「っえ…」

Aさんが泣いてる
行かなきゃ、

国見「何泣かせてるんですか…花巻さん」

Aさんの前にいた花巻さんの肩をぐっと掴む

花巻「国見…」

国見「てかどこ行こうとしてんスか、Aさん」

「ん、英
バレー頑張ってね」

国見「どういう意味ですか」

「私、排球部辞めるから」

国見「…は?」

「後は頑張って
私の代わりはそこにいる女の子がやってれるって
じゃーね」

Aさんはそう言って体育館を出た
俺はその背中を見ながら静かに呟いた

国見「は?何言って…」

花巻「国見、いいんだよ
あいつが…勝手に辞めてったんだから…」

花巻さんが俺の呟きに返事をする

国見「…あの人が、Aさんが自分からやめるなんて考えられません
何かあったんじゃないんですか?」

及川「え、なになに?
なにかあったの?」

トコトコと歩いてくる及川さん
俺は真っ直ぐ花巻さんの隣にいる女子を見た

国見「久下…だったけ?
なにやったんですか」

金田一「もうやめろって国見!」

国見「金田一黙ってろ」

金田一「国見…」

久下「し、知らないわよ!
勝手に辞めていったのは先輩じゃん!
国見くんには関係ないでしょ!!」

花巻「ていうか、辞めた理由なんて聞いてどうするつもり?
孤爪を引き返すのかよ」

国見「当たり前ですよ
Aさんが排球部の、俺らのためにしてきたこと知らない花巻さんには分かりませんよ!」

珍しく俺は大きな声を出した
及川さんや花巻さんはともかく、金田一まで吃驚していた

国見「っもういいです

すいませんでした」

頭を下げずに体育館を出る

Aさん、どこ行ったのかな

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紗凪(プロフ) - 絵里さん» シリアスは好きなんですよー笑 これから頑張っていきたいと思います! (2016年3月3日 22時) (レス) id: 67487ce4bb (このIDを非表示/違反報告)
絵里(プロフ) - はい!応援してます!!マッキーのシリアスっぽいのなかなか無いので、この作品読めて嬉しいんですよ!www (2016年2月28日 16時) (レス) id: 0304d69d3a (このIDを非表示/違反報告)
紗凪(プロフ) - 絵里さん» そうですか!?良かったです^^* 応援してくれるのですか!?ぜひ宜しくお願いします!! (2016年2月13日 14時) (レス) id: 67487ce4bb (このIDを非表示/違反報告)
絵里(プロフ) - いえいえ!wwそういうふうに言ってくれて私も嬉しいです!これからも応援してますね!って言うか応援させてください!www (2016年2月11日 21時) (レス) id: 0304d69d3a (このIDを非表示/違反報告)
紗凪(プロフ) - 絵里さん» 思ってくれてありがとうございます!!お礼に及びますよ!!及ばなかったら何なのか…っ!! (2016年2月11日 16時) (レス) id: 67487ce4bb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紗凪 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2015年3月9日 20時

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