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声量11《研磨side ページ13

黒尾「けーんま」

研磨「なに?」

黒尾「気になるんなら中は入れよ...」

研磨「それじゃあ観察とは言わない」

黒尾「傍から見たらストーカーだぞ、ただの」

おれたちはAの家を出てAの家の窓からAの様子を見ていた

おれの買ってきた塩キャラメル見つけてテンション上がってるし...。

研磨「ね、Aはどう思ってんのかな」

黒尾「なにが?」

研磨「貴大って人のこと
好きなら告ればいいのに...」

黒尾「…それが簡単には出来ねぇんだな!」

わしゃわしゃっとおれの頭を乱暴に撫でる

研磨「ちょ、なに...」

黒尾「Aは多分好きだよ
花巻に直接会って話すのが1番いいんだけどよ」

研磨「まぁね...。」




そんな話をしながら2時間、ようやくおれたちは家に入った

結局何がしたかったんだろう、おれ


お姉ちゃんだから幸せになって欲しい


ま、本心じゃないけどね...。

研磨「...っぁあ」

椅子に寄りかかるとギィー...と鈍い音を出した

研磨「A、やっぱおれたち帰る」

「え、今?」

今は18時
今から帰れば今日中に東京着くでしょ

研磨「うん、また来るね
元気でね」

「うん、またおいで
いつでも待ってる」

黒尾「じゃあな」

「ばいばい」



研磨「おれさ、Aのこと支えてかなきゃいけない気がしてきた」

駅の改札を通ってクロに話す

クロは少し悩んでぐしゃぐしゃっと頭をなでてきた

研磨「もう、なに...」

黒尾「ま、そうだな」

Aなら何とかすると思うけどきっと泣いて終わりそう

てか貴大って奴、なんでAと別れんだろ
あんないい人なのに。


ガタンっと電車が揺れる

おれは鞄からイヤホンとP〇Pを取り出してカチカチとやり始める

黒尾「A...」

その時クロが悲しそうな顔をしてたことはおれは分からなかった

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紗凪(プロフ) - 絵里さん» シリアスは好きなんですよー笑 これから頑張っていきたいと思います! (2016年3月3日 22時) (レス) id: 67487ce4bb (このIDを非表示/違反報告)
絵里(プロフ) - はい!応援してます!!マッキーのシリアスっぽいのなかなか無いので、この作品読めて嬉しいんですよ!www (2016年2月28日 16時) (レス) id: 0304d69d3a (このIDを非表示/違反報告)
紗凪(プロフ) - 絵里さん» そうですか!?良かったです^^* 応援してくれるのですか!?ぜひ宜しくお願いします!! (2016年2月13日 14時) (レス) id: 67487ce4bb (このIDを非表示/違反報告)
絵里(プロフ) - いえいえ!wwそういうふうに言ってくれて私も嬉しいです!これからも応援してますね!って言うか応援させてください!www (2016年2月11日 21時) (レス) id: 0304d69d3a (このIDを非表示/違反報告)
紗凪(プロフ) - 絵里さん» 思ってくれてありがとうございます!!お礼に及びますよ!!及ばなかったら何なのか…っ!! (2016年2月11日 16時) (レス) id: 67487ce4bb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紗凪 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2015年3月9日 20時

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