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翌朝私はファウストを呼び出した
もちろん昨日の夜のことを謝って、ファウストの奇妙な傷のことを伝えるためだ
ファウストが来た
A「ファウスト来てくれてありがとうございます」
ファウスト「何のようだ？賢者」
A「まず私は昨日の夜ファウストの部屋に入ってしまいました。そのことを謝らせてください」
そう言って頭を下げた
ファウスト「賢者頭を上げろ。そんなことで頭を下げるんじゃない」
いやそんなことって言いますけど一応無断で部屋に入ったわけですし……
プライバシーの侵害になってしまうから
でもそんなことこの世界では関係ないしわからないのだろう
その後ファウストの奇妙な傷について話した
ファウスト「……」
ファウストは驚いた顔をしたが、最後まで黙って聞いてくれた
まるでなにかに耐えるように……
A「…ファウストがここに残ってくれるなら私にできることはなんでもします」
A「あなたが傷つかない方法を考えます。無理強いはしませんがどうか考えてください」
ファウスト「……どうして僕に話したんだ。黙っていれば気づかなかったかもしれないだろ」
A「ファウストにここに残って欲しいと思っています。でも、他人に知られたくないことを他人に知られるのは誰だって嫌なことです」
A「それに、あなたに隠しながらあなたの知識や魔力を頼るような、駆け引きみたいなことはしたくないです」
A「あなたに信じて欲しかった、信用してもらった上であなたにここに残って欲しかったんです」
ファウスト「……」
ファウストは一瞬驚いた顔をした
ファウスト「わかった、ここに残ろう」
A「ファウスト…」
ファウストは目を伏せた
ファウスト「だが、夢が外に溢れないように強い結界を張りたい。そのための媒介を東へ取りに行く」
ファウスト「しばらくの間留守にする。構わないか」
A「もちろんです！ありがとうございますファウスト」
ファウスト「いや」
ファウストはやっぱり優しい……
こんなこと本人には言えないけどレノックスがついていきたく気持ちもわかるな
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佐倉紗南 - ドキドキしました!更新頑張ってぐださい！楽しみに待ってます! (8月14日 23時) (
レス) id: 15080ca098 (このIDを非表示/違反報告)
しらたま(プロフ) - Ricoさん» コメントありがとうございます！更新頑張ります！ (8月14日 22時) (レス) id: 6b12ab85f0 (このIDを非表示/違反報告)
しらたま(プロフ) - 佐倉紗南さん» 更新しました！ぜひお読みください！ (8月14日 22時) (レス) id: 6b12ab85f0 (このIDを非表示/違反報告)
Rico(プロフ) - 最近、この作品を読みました。続きが気になるので、更新お待ちしています。 (8月14日 21時) (レス) @page49 id: 3a6a1a4cba (このIDを非表示/違反報告)
佐倉紗南 - はい!更新楽しみに待ってます! (8月14日 10時) (レス) id: 15080ca098 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しらたま | 作成日時：2023年6月17日 21時
