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劇の配役 ページ10

長かった夏休みも終わり、二学期が始まった。
神「なんとかギリギリで宿題終わったアル。」
妙「眠そうね。」
神「徹夜したアル。」
貴「今日は早帰りだから、家に帰ったら寝るんだよ。」
神「そうするネ。」
朝は始業式をやったりした。
銀「文化祭について話し合います。」
教室に戻り、HRで先生からそう言われた。
銀「文化祭まで時間がありません。劇と模擬店をちゃちゃっと決めちゃいます。つー訳で、何やりたい?」
銀魂高校の文化祭は、二日間で、初日に合唱と劇、二日目に模擬店を行う。
近「先生!桃太郎がいいです!俺がお爺さん役でお婆さん役はお妙さん…」
妙「何を言ってるのかしら、このゴリラ。」
お妙ちゃんの華麗なチョップが近藤さんに入った。
沖「先生〜。浦島太郎が良いと思います。浦島役はクソチャイナで。」
神「おい、何言ってるアル。最後にヨボヨボのお爺ちゃんなるのはお前ネ。」
…予想通り話は進まない。すると、武市さんが、
武「白雪姫はどうでしょう。登場人物も多いですし。」
と、まともな意見が漸く出てきた。
銀「そうだな。お前らもいいな。な?」
と、先生も疲れたのか圧をかける。
銀「で、登場人物はどうする?先ずは白雪姫役は…」
妙「桜ちゃんで。」
貴「え?」
どうして私?
銀「確かにまともに白雪姫を演じられるのは桜ちゃんだけだな。お前らもいいな?」
クラス一同「はーい。」
貴「…」
拒否権はないようだ。しかし困った。演劇なんて幼稚園以来だ。
銀「で、問題の王子様役は…このクラスまともに王子様演じられるのいなくね?」
来「何言ってるッス!そんなの晋助様なら完璧に演じられるッス。」
しかし、当の本人はまだ学校に来ていない。
銀「誰が厨二病不良王子様に恋するんだよ。」
すると、ガラガラガラ。噂をすれば彼はやって来た。
銀「おい、高杉。」
高「…なんだ。」
銀「劇の役者決めてんだけど、お前王子様出来る?」
高「…フザケてんのか。誰がそんな…」
河「晋助、黒板を見ろ。」
黒板には、今決まった劇と登場人物と私の名前が書いてある。
高「…成る程。そんなの…」
すると、晋助さんは黒板に近づき、チョークを持って、
高「俺しかいねェだろ?」
と、王子様役の所に自分の名前を書いた。

その後、王様を柳生さん、最初のお妃様をお妙ちゃん、次のお妃様を猿飛さん、鏡を武市さん、狩人を土方さん、小人を神楽ちゃん、たまさん、河上さん、沖田さん、来島さん、異三郎、信女、ナレーションを桂さんということになった。

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作者名:ふわふわ | 作成日時:2019年10月27日 23時

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