失踪と混乱 ページ29
妙「あれ?桜ちゃんいない…」
神「先に校門に行ったはずアルヨ。」
妙「トイレかしら。」
後町が春雨高校に拐われた後、お妙と神楽が校門にやって来た。
妙「先に帰った?でも桜ちゃんに限ってそれは…」
神「…電話出ないヨ。困ったネ。」
沖「あれ?クソチャイナ、こんな所で何やってるんでィ?」
土「そういやお前ら、後町と帰るとか言ってたよな。」
妙「それが、桜ちゃんいないのよ。…電話も繋がらなくて…」
近「もしかして…例の変質者に…?」
神妙「!?」
すると…
山「た、大変です!!」
山崎がやって来た。
土「どうしたんだ?」
山「ご、後町さんが三凶星グループに拉致させたらしいです。」
近沖神妙「!?」
土「三凶星グループが?」
山「さっき、東城さんが放っている密偵から連絡があったって…!」
一行は、再びz組に向かった。
新「先生!何とかして後町さんを取り返さないと!」
神「そうアルヨ!どういう了見で私の桜ちゃんを取っただヨ!?許さないネ!」
銀「東城、密偵から連絡は?」
東「見失ったので、周辺を捜索してます。」
銀「ったく。この間、同盟結んだばっかじゃねぇか。」
高「…」
すると、先程から黙っていた高杉が突然立ち上がった。
来「晋助様?」
高「悪ィが、俺は行かねェとならねェ場所があるから失礼するぜ。」
神「はぁ!?何言ってるアルカ!?お前、桜ちゃんが心配じゃないアルカ?」
高「…」
銀「おい、高杉。」
高「なんだよ。」
銀「誰からか連絡来ただろ?どこに来いって?」
高「…チッ。」
銀八にはお見通しの様である。
高「…春雨高校。だが、オメェらが来る必要なあるめェよ。」
銀「文面には、お前一人で来いってあったのか?」
高「…」
銀八が高杉に歩み寄り、高杉の携帯を取り上げる。
銀「何々…『後町桜を返して欲しくば、春雨高校に来い』ねぇ。」
新「なら、前みたいに皆で春雨高校に…!」
武「なんですって!?」
突如、武市が叫んだ。どうやら、誰かと連絡中だ。
銀「どうしたんだ?」
武「後町さんが朧と交際していると連絡が…」
クラス一同「…は?」
………
……
…
クラス一同「はぁぁ!?」
3年z組はパニックである。
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作者名:ふわふわ | 作成日時:2019年10月27日 23時