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復帰と機嫌 ページ25

あの後、坂田先生が家まで送ってくれた。そして、桃真が大慌てで色々と買って帰ってきた。
桃真に看病され、私は2日で治った。
貴「(皆に心配掛けたな。)」
学校を休んでいる間も、神楽ちゃんやお妙ちゃん等から連絡がきた。
貴「(とりあえず、保健室に行くか。)」
熱であまり覚えてないが、月詠先生にお世話になったのだ。お礼を言いに行かないと。

コンコン。保健室の扉をノックをする。
貴「失礼します。」
月「!体調はもう大丈夫なのか?」
貴「はい。お陰様で。…先日はありがとうございました。」
月「なに。わっちは当然の事をしたまでじゃ。」
月詠先生は心なしか照れくさそうに言った。
貴「(お母さんもこんな感じだったのかな?)」
…母が亡くなったのは私が9歳の時でお葬式の時は桃真と大号泣して殆ど覚えていない。
月「…」
月詠先生はジッと私を見つめる。
貴「?あの…?」
月「!すまん。…今は朝晩が特に冷え込みから体調管理をしっかりな。」
貴「ありがとうございます。…失礼しました。」
私は保健室を後にした。

神「桜ちゃん!もう大丈夫アルカ!?」
妙「平気なの?無理してない?」
貴「うん、大丈夫だよ。心配かけちゃってごめんね。」
教室に着くと神楽ちゃんに抱き締められた。
沖「後町さんの風邪が治って良かったでさァ。クソチャイナが煩くてたまんねェ。…というか、やっぱりバカは風邪引かねェんだな。」
神「クソサド〜!バカ兄貴と同じこと言うなアル!」
貴「(そういえば、神威さんからも連絡来てたな。)神楽ちゃん、神威さんにもよろしく言っておいてね。」
すると、
?「オイ。」
貴「!?」
後ろを向くと、晋助さんがいた。
高「もう平気なのかい?」
貴「あ、はい。」
高「…そうか。」
そう言うと、晋助さんはどこかに行ってしまった。
沖「煩くてたまんねェと言えば、高杉も後町さんがいない間は荒んでましたねィ。」
土「確かに、イラついたな。」
沖「糖分王に後町さんがいつ学校に来るか聞いてたでさァ。ということで、土方氏ね。」
土「お前、マジ急になんなの!?」
…それはその…晋助さんが私の事を心配してくれたという事か。
貴「(…って!何自惚れてるのよ私!)」
私はそっと深呼吸をした。


来「無事復帰したようッス。」
河「これで晋助の機嫌も直ったでござる。」
高「…」
武「彼女がいないという事が、晋助殿にあれ程影響を及ぼすのか…」
高「…」
岡「晋ちゃん、コロッケパンいる?」
高「いる。」
高杉が心なしか笑みが溢れていた。

烏の目的→←保健室の彷彿



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作者名:ふわふわ | 作成日時:2019年10月27日 23時

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