21話 ページ22
凛「は?」
あ、声に出てた
『…なんでも無い』
私がそう言うと下まつげは「そうかよ」と言い
椅子に座り「早く手当てしろ」と言った
.
手当てが終わり下まつげが医務室を出て行こうとした時_
凛「笑ってた方がいいぞ、Aは」
そう言われた
『え、今名前で呼んだ?』
凛「わりぃかよ」
少し顔を赤くしていた
こういうの案外慣れてないのか?
私はそう思いながらも私はまた毒を吐いた
『いや、そこまで仲良くないのに下の名前で呼ぶなよ下まつげ』
そう言うと、凄い怖い顔で私に近づいてきた
凛「名前で呼べ」
『いや、なんで』
凛「なんでもいいだろ」
『…糸s「下の名前で呼べ」』
私が糸師と言うとすると遮られた「あいつと同じになる」と小声で言って
『凛ちゃん』
凛「おい、やめろ」
『はいはい、凛ねりんりん』
凛「てめぇ、馬鹿にしてんだろ」
『…いや、別に?』
そう言うと頬を摘まれた
『ちょ、痛いから』
そう言うと鼻で笑われた
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
凛side
クソ女が医務室で俺の手当てをしていた
正直俺はこいつの事が嫌いだ
てか、ウザイ
口悪ぃし愛想ねぇし←
だが、こいつの事で1つ気になる事がある
”なぜサッカーをやめたのか”
中学・高校、雑誌に乗るほど有名だったから知っている
高校1年の秋くらいに”天才少女サッカーをやめた理由は”みたいなので雑誌に載せられていた
理由はその雑誌に書いてなかった
本人が頑なに理由を言わなかったらしい
そんな事を考えていると口角が上がった感覚がした
クソ女が俺の口角をあげてやがった
仕返しにクソ女の口角を上げると少し顔が赤くなった
おかっぱの時もそうだが、距離が近くなるとほんのり顔が赤くなる
案外照れ屋な一面もあんだなそう思っていると「今笑ったよね?」と言われた
なぜ、笑ったのか俺でもよく分からん
『笑ってねぇよ』
そう言うと食い気味に「笑った」と言われた
その時のこいつの顔は少し嬉しそうで、笑っていた
『…///』
クソ…こいつの笑った顔見ただけで顔が熱くなる…
こんなのおかしいだろ
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※Aちゃん目線に戻ります
レギュラー発表まであと6時間
絵心さんとモニタールームでレギュラーを決めていた
絵心「レギュラーメンバーは9人決まった」
「残りの2人はAちゃんが決めろ」
『え?』
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楓華(プロフ) - まつぼっくりさん» ありがとうございます! (2023年4月15日 19時) (レス) id: 7ecb583e1a (このIDを非表示/違反報告)
まつぼっくり(プロフ) - ハッコノサクヒンオモロイデス!更新応援してます! (2023年4月15日 19時) (レス) @page8 id: af73d329dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ai | 作成日時:2023年4月12日 0時