18話 ページ19
遂に試合が始まった
私はコートの入口付近で立って見ていた
タブレットを持ち試合に出る選手の記録をとるために
試合をするのはAVSB
試合が始まったがTOP6だけで試合が回っている感じがする
各チームの他の3人はTOP6に追いついていない
この試験はかなり難しいと思う
TOP6はかなり強い、そんな中にTOP6にも選ばれなかった人が入っても何も出来ずに埋もれるだけ
今回の試験は自分をアピールすること…
それと化学反応が起こるか
あ、潔がトリに目をつけられた
トリの試合記録とか見たけどあれに目をつけられるのはかなり厄介
潔がどうにかしないとほんとに何もしないまま埋もれて終わる
いや、潔なら出来る
今までの試合で何かしら大事な事に気づき覚醒してきた潔なら絶対に…
.
氷織が下まつげにパスをし
士道「いや、俺っしょ」
凛「てめ…」
触覚と下まつげがぶつかり倒れ、その間に赤髪がボールを取りトリが点を決めた
やっぱり足早いな
私がタブレットに各選手の記録をとっている時、怒鳴り声が聞こえた
「「今のは俺のだ!!!」」
凛「暴走触覚!」
士道「邪魔下まつげ!」
七星「ちょちょちょ、ストップ!」
あの二人同じチームにしちゃダメでしょ…
『…!』
潔…何か掴んだったって顔してる
『面白くなりそ…』
私は小さな声で呟いた
.
潔…さっきよりも完全に雰囲気が変わってる
多分潔は頭では分かってるんだどうしたらいいか
でも、潔には下まつげや触覚と同じような身体能力がない
あと一歩が足りない…
だから、それを頭をで考えて動いてたら遅い
”反射”でやるのが1番いい
そんなことを考えていると試合の雰囲気が変わった
『…!』
潔が下まつげと触覚の間に割って入ったから
いつの間に…
そして、そのまま潔がゴールを決めた
5‐4でAチームの勝ち
今の潔はあの二人を確実に超えていた
やっぱり面白いな…潔は
そんな事を呑気に考えていると下まつげと触覚が殴り合いをしていた
無視したいけど殴り合いになったら止めてって絵心さんに言われてるんだよな…
『ちょっと、喧嘩するのまじでやめてくれない?』
私が2人に近づくと下まつげが
凛「テメェは引っ込んでろアホ面」
『あ、アホ…?!』
士道「優しくしないと嫌われるよ凛ちゃん?」
『そうやって煽るようなこと言わないで』
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
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楓華(プロフ) - まつぼっくりさん» ありがとうございます! (2023年4月15日 19時) (レス) id: 7ecb583e1a (このIDを非表示/違反報告)
まつぼっくり(プロフ) - ハッコノサクヒンオモロイデス!更新応援してます! (2023年4月15日 19時) (レス) @page8 id: af73d329dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ai | 作成日時:2023年4月12日 0時