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Aside
アルミン「巨人は人を『食う』ことしかしない。
その結果として死なせるのであって『殺す』行為自体は目的じゃない。
しかしあいつは急所を狙われた途端に先輩を『握り潰し』『叩きつけた』
『食う』ためじゃなく『殺す』ために殺したんだよ…他の巨人とはその本質が違う」
そしてアルミンは続けて言った
アルミン「『超大型』や『鎧』の巨人が壁を破壊した時に
大勢の巨人を引き連れてきたのはきっとあいつだよ
…
目的は一貫して人類への攻撃だ……。
…いや…どうかな、誰かを探してるんじゃないかって気がする…
もし…そうだとすれば探してるのはきっと、
エレンか、その巨人の力が使える者…」
『！』
ドドッドドッドドッドドッドドッ
ライナー「エレンだと？エレンのいるリヴァイ班ならあいつが来た右翼側を担当しているハズだが」
アルミン「！」
ジャン「右翼側？オレに配布された作戦企画紙では左翼後方あたりになってたぞ…」
アルミン「……」
話が噛み合わなくなってきた…
一体エレンは何処に？
アルミン「僕の企画紙には右翼前方あたりにいると記されていたけど…そんな前線に置かれるわけがない、あ、Aのには??」
『え、っと、ごめん、忘れた』
アルミン｢そ、そっか…｣
ライナー｢…｣
ジャン｢…お前ほんと心配｣
『…』
ライナー「じゃあ…エレンはどこにいるってんだ？」
アルミン「この陣形の一番安全なところにいるはず…
だとしたら中央の後方あたり…かな」
ジャン「アルミン！！今は考えごとしてる時間はねぇぞ！！｣
『…』
ドドッドドッドドッドドッ
ジャン「煙弾が指令班まで届き撤退運動に移れば右からの巨人集団は回避できるだろうが…
ヤツが本当に『超大型』・『鎧』級の脅威だとすりゃそんな複雑な情報を煙で伝達する術はねぇ
煙弾が届くまでもなく指令班を潰されちまえば陣形は崩壊して全滅だ」
『つまり？』
ライナー「何が言いたい？」
ジャン「…つまりだな、この距離ならまだヤツの気を引けるかもしれねぇ
オレ達で撤退までの時間を稼いだりできる…
かもしれねぇ…何つってな…」
ジャンは、ははって乾いた笑いをした
『そうだね、なんとしても、エレンの元へは行かせないよ』
アルミン｢Aはだめだよ！まだ出血止まってないみたいだし、｣
ライナー｢…まだ、止まってないのか…？｣
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月城零夜(プロフ) - コメント失礼します。シガン・シナ区ですよ。これからも読ませていただきます。 (2018年7月31日 22時) (
レス) id: 4b97f48c5c (このIDを非表示/違反報告)
エミア(プロフ) - ゆなさん» でも、あのリヴァイ兵長がコクったんですよ!?この話がどうなるか……楽しみです( ´∀`) (2018年3月16日 7時) (レス) id: 1cad24d9d9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - エミアさん» まだまだこれからですよ…(笑) (2018年3月16日 7時) (レス) id: cbbdcec5da (このIDを非表示/違反報告)
エミア(プロフ) - 遂に……遂にリヴァイ兵長がコクった＼(^o^)／ (2018年3月15日 22時) (レス) id: 1cad24d9d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆな | 作成日時：2018年3月15日 9時
