非日常？？Part2 (ページ10)

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非日常60日目ページ10

叔「ふぁ…じゃ、おやすみA」

「もう寝るの？まだ9時だよ？」

叔「遅寝は美容に悪いからな。それに普通に眠いし。お前こそ早く寝ないとお肌に悪いぞ」

「女子かよ…おやすみなさい。」

叔「ん。」

トントンと階段を上っていく後ろ姿をじっと見る

昔はそれを追いかけて同じ布団で寝てたなぁ

なんて思い出にふけっていたその時

ふと、太ももに重みを感じる

デミか

ツヤツヤな毛を撫でた

…あれ。

…なんか違う

不思議に思って視線を下ろす

『何してんの…チョンジョングク…』

JK『…別に。寝てるだけだけど』

目線はテレビのままで、淡々と答える

熱出てた時のあの儚さはどこいったよ

またツンツンに戻っちゃって

僕チョンジョングク。ギューッと抱きしめて？はどこいったよ

それでも、いや、それだから？

いつもツンケンしてるチョンジョングクだからこそ、わかる

これが精一杯の甘えなんだってこと

キムテみたいにあれやってこれやってって言えない性格だし

だからみんなのいない所で、こっそり、ちっちゃく。でも精一杯の

『あ、じゃあ私邪魔だよね。どくからどいて』

しかし残念なから私は、ツンケンしてるのに可愛い～♡ってなるタイプじゃない

むしろパクジミンみたいなへへ…//って感じのが可愛いっていうかなんていうか…

まぁつまりは、そういうこと

気づいていながら気付かぬ振り

なんて心の悪いやつだろう

自分でもそう思います。うん、

JK『…』

『どいてー、ちゃんと部屋戻ってくつろぐからさー』

JK『…て……じゃん…』

『ん？』

JK『だって、おじさんのことばっかで構ってくれなかったじゃん！！』

『！』

JK『ちょっとくらい話してくれたっていいじゃん…俺達だって日数限られてる…あと1週間と2日しか一緒にいられない』

『…』

JK『それが終わったらなかなか会えなくなるのにっ…』

『…』

言っているうちに悲しくなってきたのか、少し目を潤ませる

視線は合わせてくれないものの、私の手を握る力を強くしていくチョンジョングクの手が、

今のチョンジョングクの気持ちを表してるみたいだった

JK『俺は…』

手の力が一層強まる

なんとも言えない緊張感に、自然と唾を飲んだ

JK『俺は、Aが好き…だから、離れるの辛い。Aは俺のことどう思ってるの…？』