検索窓
今日:2 hit、昨日:4 hit、合計:155,784 hit

非日常83日目 ページ33

その後授業を受けても頭にあまり入ってこなくて、そのまま下校を迎えてしまった





私がいつもの私じゃない原因が彼ら7人だとは分かっていたけど、




どれだけ考えても心の奥底にあるもやっと陰った気持ちの原因は分からなかった





家に帰って中を見渡してみる






何も無い家だった






散乱していた彼らの私物は跡形もなくなくなり、ウロウロする大きな人影もない






自分で自分好みに作った夜ご飯だって、なぜか美味しく感じない





《いつも》はおばあちゃんか早く寝て早く起きるから、私の会話の相手はだいたいデミだった





でも、【いつも】は、私が喋りたくない時でもしつこく話しかけてくる奴がいて…






口を開けばすぐ口喧嘩になるやつもいて…






今日の夜ご飯の味が美味しくないのは、ジニオッパのごま油飯に慣れてしまったからだろうか





勉強がはかどらなのは、隣にナムジュニオッパがいないからだろうか





こんなにもなんだかイラついてるのは、ジミニオッパの天使スマイルがないからだろうか





こんなに静かなのは、ホビホビ言ってる変なホソクオッバがいないからだろうか




テレビを見ててもなんだか面白くないのは、いちいちちょかいかけてくるユンギオッパがいないからだろうか





ご飯を作る時に寒く感じたのは、いっつもくっついてくるテテオッパがいないからだろうか






布団に入ると、なんだか悲しくなって人肌恋しくなるのは、いつも隣で寝てた、グクオッパがいないからだろうか






思い出せば出すほど寂しくて、悲しくて、






またあの日に、出会った日に戻りたいって






どうしようもなく会いたいって思ってしまう






じわりと勝手に出てくる涙をゴシゴシと手で拭った






デミが心配そうに顔を覗かせる





その仕草がグクオッパに似てて、またさらに寂しくなる







いつの間にか大好きになっていた7人のおっぱ













会いたいよ。グクオッパ…みんな…







《会いたい》







それが、心の奥底にあるもやもやの正体だと気づいたのは、この時だと思う

非日常34日目→←非日常82日目



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (268 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1249人がお気に入り
設定タグ:BTS , 防弾少年団 , 日本
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

カルメ - できればユンギでお願いしたいですぅぅぅ!!!(( (2019年11月14日 1時) (レス) id: 0f39bf66e4 (このIDを非表示/違反報告)
まこ(プロフ) - あ!アミダくじ… (2018年5月21日 19時) (レス) id: c5b40d6694 (このIDを非表示/違反報告)
まこ(プロフ) - グクがいいです!最高級のグクが見たい! (2018年5月20日 23時) (レス) id: c5b40d6694 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶☆オ☆レ☆(プロフ) - やばい…ユンギとくっついて欲しすぎて、やばい…ユンギィィィィィ!!!!! (2018年4月23日 22時) (レス) id: 1e6dd9da76 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ ぅ 。(プロフ) - ユンギとくっついてほしい… (2018年4月23日 20時) (レス) id: f4706b70cd (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:コハク | 作成日時:2018年1月7日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。