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大好きな人と、朝を迎えて
一緒にご飯を食べて会社に行って。
夜も同じ家に帰ってきて、
作ったご飯を一緒に食べて、
一緒のベッドに入って「おやすみ」って。
この間のケンカしてた時じゃ考えられないくらい
今は心がぽかぽか満たされている。
今日の夜も淳太と一緒におれるんや〜…
頬が緩むのを必死に隠しながら、
お客様から渡された物を担当の方に届けるため
エレベーターを待っていると、
後ろからとんっと肩を叩かれた
紫「よっ！」
貴「あ、はまちゃん！」
紫「なんや届け物か？」
貴「うん、企画部に持ってかなきゃいけなくて」
紫「そうなんや〜……っA、それ…」
貴「ん？」
手元から濱ちゃんの方へ視線を移すと
少し悲しそうに顔を歪ませる濱ちゃん。
濱ちゃんの視線の先は私の首元。
なんかついてるのかな？と考えたとき
到着したエレベーター。
紫「…それ、企画部やんな？」
貴「え、あ、うん」
紫「用あるからついでに持ってったるわ」
すっと私の手元から書類を取った濱ちゃんは
また悲しげな笑顔を浮かべてエレベーターに飛び乗った
貴「えっ、ちょ、濱ちゃ…！」
閉まるドアの隙間からは
俯いた濱ちゃんの姿
無機質な音を立てて、
エレベーターは上へとあがっていく。
貴「なん、で…？」
なんであんな顔してたの…？
貴「っ、あ、」
パウダールームへ駆け込み、
シャツの襟をずらすと、
そこには淳太のモノというシルシが。
貴「っ、淳太…」
昨日つけられたんや、、
全然気付かへんかった…
見えるか見えないかギリギリの所につけられたそれは、綺麗な紅い色をして、主張している。
淳太のモノ、という、
ほんとだったら飛び上がるくらい嬉しいはずなのに
さっきの濱ちゃんのあの表情が頭から離れない。
幼なじみの、そーゆー所見たら
やっぱり嫌やんな…
ずっと３人でいたから、
その中で付き合ったりしたら
やっぱり、、
.
.
濱ちゃんの事が頭から離れないまま、
あっという間に１日が過ぎて、
どこか靄のかかったような気持ち。
ご飯を食べながらも、
淳太の話が耳に入ってこない、。
.
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かおり(プロフ) - 久しぶりに占ツクを開きました。続きが読みたい！更新、楽しみに待っています。 (2018年1月3日 19時) (
レス) id: 640a729e91 (このIDを非表示/違反報告)
あや - 大好きな2人なので！早く続きが気になります！笑笑 (2017年10月2日 16時) (レス) id: ebfc3eea64 (このIDを非表示/違反報告)
くるみ(プロフ) - 昨日初めて読ませてもらったのですが、とても面白くて一気読みしました！これからも無理のないペースで更新頑張って下さい！楽しみにしています(^^)v (2017年9月3日 9時) (レス) id: 1468dc519d (このIDを非表示/違反報告)
咲羅(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いています！このお話し切なすぎて泣いちゃいそうです。これからも更新頑張ってください！！ (2017年7月25日 17時) (レス) id: 16daf3422a (このIDを非表示/違反報告)
な っ つ ん .(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いています！もう�陲舛磴鵑�切なすぎて…。これからも楽しみにしています！！ (2017年6月26日 22時) (レス) id: afa2549684 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆう
| 作成日時：2017年6月12日 9時
