番号はラッキーセブン。

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西野sied


今まで誰にも相談したことなんて無かった。


分かってくれる人なんて、居ないと思ってたから。


この1週間、源くんには相談してもいいかなって。


私の過去。


過去って言ってもまあ、そんな経ってないけど。



一生懸命稽古した。勉強よりも。



なのに。



何もしてない遊んでる妹達よりも劣っててバカにされた。



そんなの知らない親は私を出来損ない呼ばわり。



私には祓い屋の才能は無いんだって。



ま、きょーみは無いけど。



だから



あの日、家を出て正解だったかもしれない。




生活費とかはー？




バイトかなあ…




和菓子屋さんのバイト！




それで日々過ごしてる。




アパート借りられたのも、幸運だったのかもしれないしー…



なんかねー…



源君と居ると居たいような逃げたくなるような_______________気がして。



この感覚、よくわかんないけど…



後々分かるよね！




生きていられて幸せって思えるようになったこの頃、信頼してきた源くんには言っていいと思えた。




今日の放課後にでも言おっかな。

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