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涼太side
涼「……ええんよ、俺たちは、もともと交わらないところを歩いてたんやから。
……亜嵐くん、ちゃんと、返すから。
わがままに付き合ってくれてありがとう……」
龍友くんが、それを聞いて、亜嵐くん以外のメンバーを部屋の外へ連れ出した。
亜「……涼太くん……」
涼「俺ね、亜嵐くんの隣で笑うAちゃんが好きやったのかもしれんな笑。
やっぱり、好きな人には幸せになって欲しいし、きっと、Aちゃんが好きなのは、亜嵐くんやもん。
だから、さ、俺の分も幸せにしてあげてよ、ね？」
……やばい、泣きそうなんだけど。
でもなあ、きっと、俺やないんよ。
亜「俺が、幸せにしてもいいかな？」
亜嵐くんが不安そうにそう言った。
なんや、情けない顔しよってさ。
似合わんよ、そんな顔はさ。
涼「亜嵐くんやなくて、誰がしてあげれんねん笑。
亜嵐くんやから、ええって思えたんやからさ。
誰よりも幸せにしてあげてくれんと、またとるで笑」
亜「……今すぐに伝えに行きたいくらいなんだけど……」
涼「今日は土曜日やん、Aちゃんお休みやん、行っておいでよ笑。
メンバーには俺から言っとくからさ」
そう言うと、亜嵐くんは、ごめんっ！ありがとう！と言って部屋を飛び出していった。
その背中を見て、ああ、俺もあんなふうに突っ走れたらよかったのかな、なんて思ったけど。
龍「今日は、飲みに行くか」
龍友くんがドアのとこで壁にもたれてそう聞いてきた。
涼「そうやなあ、俺の未練タラタラな話聞いてもらえる？笑」
龍「ええよ、俺のおせっかいのせいやし笑」
涼「ううん、その分確かに辛かったけど、幸せな瞬間もあったから」
いいんだ、俺はこれで。
きっと、まだ運命の人に出会ってないだけで、どこかにいるんだ。
そう、信じることにするよ。
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ゆな(プロフ) - こんにちわ。一気に読ませて頂きました。涼太くんと幸せにならないかなと思いながら、読ませて頂きましたが、いいお話で大好きです。涼太くんの新しい出会いを読みたいです。待ってますので、ぜひ、お願いします。 (2018年7月7日 8時) (
レス) id: 1e3e43fc2a (このIDを非表示/違反報告)
雪音。(プロフ) - しめたんたんさん» ありがとうございます、本当に嬉しいです泣 (2018年2月8日 19時) (レス) id: cb72b1c5ea (このIDを非表示/違反報告)
しめたんたん(プロフ) - 読み始めたら夢中になって、一気に読んでしまいました！！！！すごくいいお話で、曲とも合っていて、とても素敵です！！！ (2018年1月24日 4時) (レス) id: 7b9f94ebbf (このIDを非表示/違反報告)
雪音(プロフ) - ユキさん» ありがとうございます！きちんと落とし込めてよかったです笑MCわりと近くて最高でした！ (2017年10月31日 21時) (レス) id: cb72b1c5ea (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 雪音さん完結お疲れさまでした亜嵐君と主人公さんhappyになって良かったです昨日GENElive席観れましたか？私は来月ぐらいからlive着て行く服決めようかなと考えてます(*^^*) (2017年10月30日 21時) (レス) id: 85c74f920c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桔梗
| 作成日時：2017年9月10日 13時
