干物がーる【あほの坂田】

干物 20 ページ26

.





「まぁ、今回はまーしーが悪いな。」

そう正論を吐くのはうらちゃんで。私が起きて早々まーしーに説教をしているのを見たうらさかは、ああやはりか、といった顔をしていた。


「許可はいったと思う。」
「いや昨日は二人とも乗り気やったやんけ！」
「それはそれや。」
「なわけあるかアホどもが。」

まさかまーしーの独断でなかった事を知り、二人にも鉄拳を喰らわせた。当たり前です。

「いやでも喜んどる子いっぱいおってんで！」

言いながらまーしーがリプ欄を見せてくれる。
中にはえいたーちゃんもいて、生存を確認しました！なんて言っている子もみてとれた。

「今回は仕方ないから許すけど、もうダメだからね。」
「ちぇーっ」
「ちぇーっじゃない。」

とりあえず私は服着替えてくる、とその場を後にした。



「迷惑になったらあかんねんになぁ。」

干物 21→←さかちゃんバースデー物語 end

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す