干物がーる【あほの坂田】

干物 18 ページ20

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バレーをやり終えて、そのまま別れるかと思いきやまさかのそのままうちでのみ明かそうなどという謎展開となり現在我が家。

帰りにスーパーで缶ビールを買い揃えて、うちにつくやいなや早速乾杯の音頭となった。
暫くするとさかちゃんもうちなやってきて、しかもなんでか一緒に買い物に行ったいたうらちゃんまでも引き連れて来よってからに…
結果として現在我が家にはセンラマンを除く浦島坂田船メンバーが集結し、飲み会をしていた。

飲み会と言っても飲めるのは私とまーしーだけで、うらちゃんとさかちゃんは各々持ってきたジュースを飲んでいる。
ちなみに、帰って来て一缶開けた段階で私とまーしーは汗を流したのでこのままいくと恐らく全員お泊まりコースである。

「Aがショートやったら一緒に風呂入っとったかもやけどなぁ。」
「こっちからお断りだっての変態セクハラ」
「でもまーしー、Aの脚結構好み言うてたやん。」
「黙れ坂田。」
「へー、そうなんだー見せてあげないけど。」
「格好わきまえてから言えよ。」
「五月蝿いうらちゃん。」

アルコールも回り会話の内容が酷いことには触れないでいただきたい。
私は部屋着なので短パンにTシャツ姿。一方のまーしーはさかちゃんが泊まりに来た時ように置いてあるスウェットを貸してあげた。若干ダブっとしていることは黙っておこう。

「ま、スタイルは悪くないからね。」
「顔もいいのになぁ、干物じゃなければ完璧なのに。」
「黙らっしゃい。」

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