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貴「はーい」


言いながら扉を開ければ、そこに見えたのは期待を裏切らないその顔で。

何も見てないぞ、何も。
無言で開けた扉を閉じようとすれば、すんでのところで止められてしまい


貴「お引き取り願います、銀さん。」


そう言葉を放てば、返ってきたのはいかにも銀さんらしくない「だよなー」と諦めたような声だった。


貴「え、どうしたんですか!?」


いつもと違いすぎてこちらが焦ってしまい、問いかけてみた。


銀「あー、家の鍵を学校に置いてきちまってよォ。入れねーんだわ。」
貴「取りに学校に戻ればいいじゃないですか?」
銀「もう行ったっての。今日施錠早ェの忘れてな。」


そういえばそうだ。
夏期講習の期間は学校の施錠が早い。
つまり、


貴「帰るところ無くないですか?」
銀「そゆこと。で、ダメ元で来たってわけだ。」


ま、迷惑になるだろうしこうなるのはわかってたからな、と残して去っていこうとするその手を何故か私は留め

貴「高くつきますけど」


こちらもまた、らしくない言葉を放つのであった。



_______________

ギターって弾けると楽しいね
弾ければ(威圧)

初心者頑張り中ですねw

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設定タグ:銀魂 , 坂田銀時 , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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銀色(プロフ) - とても面白かったです! なので凄く続きが気になります。 大変だと思ういますが更新待ってます! (2018年4月3日 21時) (レス) id: 54384483c3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みや | 作成日時:2017年4月23日 11時

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