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店を出て歩くこと数分
既にヤバい←
足元がおぼつかない。
ふらふらと千鳥足状態で進む。
多分そこまで店から進んでないけど...
とはいえ、輝に助けを求めるのだけは避けたい。
から、こうして夜道を進んでいる。
家飲みくらいが丁度いいよね、やっぱり。
幸いなのは明日が休日なこと。
そうじゃなかったら軽い二日酔い状態で学校に行くことになってたからね。
...家遠いな。
今日は厄日だと思う。
うん、確実に厄日だよ。
?「おい、大丈夫か?」
...へ?
その声はなんか聴き馴染みのある声で
振り返るとそこには何故か
坂田先生がいた。
銀「だーかーらー、大丈夫かって聞いてんだろ?まあ、見るからに大丈夫ではなさそうだけど。」
貴「らいじょうぶれすよ?それよりなんれ坂田先生はここに?」
銀「大丈夫ではないな。で?なんでってんなモンアイツらの面倒見たくねェからに決まってんだろ」
ん?矛盾しませんでした?今。
貴「ならどうしてここに?」
面倒見たくないならここにもいないはずでは?
銀「方角が一緒なだけだよ。」
ああ、なるほど。
銀「で?歩けんのか?」
貴「らいじょう.「大丈夫なら置いてくぞー」すみませんらいじょうぶれはありません」
この鬼が。
見るからにわかってるでしょこの人。
そんな事言ったら本当に帰れるかわからないから言わないけども。
銀「ったく仕方ねーな。ほれ」
貴「はへ?」
目の前には坂田先生の背中が。
銀「乗っけてやるってんだよ。」
貴「いや、でも...」
銀「じゃあ置いてくからな」
いやいや、おかしいじゃん!?その選択肢。
貴「私、重いれすよ?」
銀「銀さん舐めんじゃねーぞ。」
貴「じゃあ...」
よろしくお願いしますとだけ言って、銀さんの言葉に甘えた。
厄日でもなかった...かな。
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作者名:みや | 作者ホームページ:https://twitter.com/miyadao_orz?s=06
作成日時:2017年3月29日 15時