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桜前線が...＿＿＿＿＿
東京の桜も満開になった今日
無事大学を卒業して遂に社会人１日目。
就職先は家から歩いて15分程度で着く
銀魂高校。の校内医。
いわゆる｢保健室の先生｣だ。
不安とワクワクとでごちゃごちゃだけど、桜の下をとりあえず進む。
貴｢ここだ｣
『銀魂高校』
と書かれた校門をくぐり中に進む。
たしか、先日届いた採用報告書に“職員玄関からお入りください"と記されていたな。
感を頼りに敷地内を探索。
ここかな？
それらしき玄関(?)を見つけて入ろうとすると、小さな段に気だるそうに腰掛ける男性に声をかけられた。
？｢おーい、まだ春休みだぞー。生徒は帰った帰った｣
ん？生徒？
周りをキョロキョロと見渡すが、生徒らしき姿はない。
声の主を見ると
｢お前だよ｣
と言わんばかりに指を指された。
私！？
貴｢いや、あの、私生徒では｣
？｢わかるわかる、先生と話したいって来るやついるよな、でも先生、忙しいから。｣
話聞かんかい！
たしかに童顔童顔って言われるよ!?
とはいえさ、高校生は無くない!?
貴｢いえ、だから私生徒ではありません!!!｣
今度は聞こえるように叫ばんばかりの大声で。
怒りを込めながら。
？｢は？じゃあ何だよ、中学生か？｣
...いや、なんでそうなるねん！
おかしい、この人。
頭大丈夫かな？
貴｢今日からここで働く福田Aです。中学生でも高校生でもありません！｣
？｢...は？｣
ポカンと口を開け
？｢いやいや、冗談がキツイぞ｣
と。
勘弁してよー！
さすがにそろそろ泣きそうだよ!?
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作者名：みや | 作者ホームページ：https://twitter.com/miyadao_orz?s=06
作成日時：2017年3月29日 15時
