不良と寮生活

はじめまして ページ2

『ここの場所ってどこなんだろう？』





はじめて来る場所だから、何にもわからない。んー。誰かに聞くか。





『すいません。』



？「どうしたの？」





同い年くらいの2人組の男の人に話しかけてみた。1人が色白でなんかかわいい感じの人。もう1人がニコニコ笑ってる人。
制服着てるけどここらへんの学校なのかな？





『ここの場所ってわかりますか？』





私は、学校が書いてある地図を見せた。





？「あっ！これって俺らが通ってる学校だよ。」



『そうなんですか？』





この人達と同じ学校なんだ...
大丈夫かな？





？「そうだよ！君はここに用があるの？？」


『はい。私、この学校に転入する者です。』


2人「...」





えっ？？
私何か変な事でも言ったかな？





『あのー。』


？「あっ...ごめん。ごめん。」


？「それ、何かの間違いじゃないの？」


『えっ？』


？「だって、ここ男子校だよ？？」





えっ？
まったく意味がわからないんだけど！？





『えっ？』


？「だから、うちの学校男子校だよ。有名な不良高校。」





はい？？？
言ってる意味がわからないんだけど。





『どうしよ。』


？「とりあえず、行ってみようよ。」


？「そうだね！行って聞いてみた方が早いし
！一緒に行こ！」


『はい...』


？「でも、なんで女の子がうちの学校なんだろうね？しかも、めっちゃかわいいし！！全然、不良とは思えない！」





ほんとだよ...なんで私なの...
かわいくないし不良でもないよ。





？「あっ！自己紹介しなくちゃね！俺は宮田俊哉！で、こっちが玉！！」


玉森「玉森裕太でーす。」


『私は愛澤Aです。』


宮田「じゃあ、Aちゃんだね！」





いきなり下の名前！？
まぁ、いいかー。


話しながら、30分くらいで学校に着いた。


玉森「ここだよ。」





うわー。いかにも不良校って感じだな。
この人達はいい人そうだけど他の人はどうなんだろう。ほんとうにやっていけるのかな？





玉森「ここが職員室だよ。」


『あっ...ありがとうございます。』


宮田「じゃあね！Aちゃん！！」

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