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陽向side ページ21
陽向「おい、『さん』ってなんだぁ...？」
茜｢気分...てかどうでもいいじゃん、なんなの｣
いやいやよくないですよね、はい
まじで頭打っちまっちゃったんじゃ...
陽向「まじでお前、大丈夫...？」
茜「んっ、頭がズキズキするなぁ...んんぅ、起こし方雑なんだよねぇ...」
そう言いながら俺を睨みつける茜。
この調子なら大丈夫そうだな！
茜「ったぁ...このばか！あほ！陽向さんのばか！起こし方ほんっと雑！なんなの！」
陽向「お前起きねえじゃん！俺は悪くないぞ！」
茜「.....」
なにやらハッとしたように俯く茜。
陽向「...？」
茜「...ねぇ、兄さんは...？」
陽向「...さぁね、てかお前の兄は俺だけだ、わかったな？」
そう、こいつの兄は俺だけ。
ほかの誰の妹でもない。
茜「てかさ、ねむい...」
陽向「今なーん時？」
茜「...朝9時.....」
陽向「いつもならこの時間は？」
茜「...寝てる」
陽向「うそつけ、朝飯作ってるだろ」
しかししばらくすると茜は...
茜「すぴーっ...」
コンビニ弁当かな、こりゃ...
続く
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作者名：桜もち | 作成日時：2018年5月5日 2時
